◆ 忘年会のお知らせ!◆

高知市倫理法人会の忘年会を下記のとおり開催します。
既にご案内のチラシが配布されていますが、ご家族、社員様、ご友人の皆様お誘い合わせのうえ、ぜひご出席下さい。

日 時: 平成24年12月22日(土)18:30~

場 所: 三翠園 高知市鷹匠町1-3-35 

会 費: 6,000円

☆ 皆様お誘い合わせの上、ぜひご参加ください!

 


高知市倫理法人会 事務局              年    月    日

 返信FAX 088-878-7355 (TEL 088-878-7353)
 高知市倫理法人会 忘年会 (12月22日 土曜)

 
 会員氏名                          .

 参 加 (   )名       不参加

※ 準備の都合上、出来るだけ早く返信をお願いします。

 

日時

場所

講師

テーマ 

会費

朝食会

12月20日(木) 朝 6:00~7:00

ホテル日航高知旭ロイヤル

丸の内法律事務所 弁護士 本澤友彬

会員スピーチ

無料

参加自由 会場内無料
いつもより少しだけ早起きして、ぜひご参加下さい。

----------

次回12月20日(木)は、丸の内法律事務所 弁護士 本澤友彬氏によるモーニングセミナーです。
多くの経営者の皆様、社員の皆様、未会員の皆様のご参加を心待ちにしています。
また、モーニングセミナーのあとは、会場内にて、おいしいパンとコーヒーで朝食会(無料)を開催しています。皆様とホットなお話で盛り上がりましょう。

----------

前回12月13日(木)のモーニングセミナーは、(社)倫理研究所 法人局 法人スーパーバイザー 高松祐子氏より、「人生は心の整理の積み重ね」をテーマでスピーチがありました。
ご出席ありがとうございました。(参加者総数26名)

―――――――


 12月6日のモーニングセミナーは、ホテル日航旭ロイヤルにて朝6:00より、中宏文建築設計事務所 所長 中宏文氏(高知市倫理法人会普及拡大委員長)より「一践照隅、万践照国」というテーマで講和していただきました。

 まずは中越会長挨拶です。ある校長先生の「定年退職後の夢や希望を持てない先生が多いんですよ。」という言葉に「自分は80歳まで現役で働くと決めており、倫理の会長職を含め常にワクワク感一杯の生活を送れています。」とその校長先生に語ったそうです。中越会長のパワーを共有するべく参加者への出席取りを行いました。

20121206a.jpg
 続いて中普及拡大委員長の講和です。テーマ「一践照隅、万践照国」とは1人の小さな実践は隅を照らすほどの力しかないが、その実践の波及により万人が実践を実行すれば、国をも照らすようになる。という意味だそうです。底知れぬパワーの持ち主である中氏に今日までの人生を語っていただきました。

●プロフィール
 中氏は安芸郡安田町で生まれました。中学時代、農機具店を営んでいた父親が脳卒中で亡くなり、母親が姉と中氏を育てましたが、さらに家が火事になったり、祖母が亡くなったりと不幸が続き家の中が暗かったそうです。

 高校進学で学芸高校を受験し合格。この時より次第に家の中も明るくなりました。武蔵工業大学に進学卒業後、東京の大手設計事務所に就職しましたが、順調すぎる人生に疑問を感じ、28歳の時、佐川急便に転職しました。

 先輩後輩の関係が厳しく、体力的にもきつい仕事で、当初は年下の先輩から「お前使えねえなあ~」と言われる日々でしたが、仕事にも慣れ要領を掴むと半年後には、先輩と立場が逆転し、この時『努力次第で人生は変えられる』と実感したそうです。

●司法試験
 実家の財産を狙い、母1人の家に他人が出入りし始めた事をきっかけに高知に戻ってきた中氏は、財産を守る為に法律の本を読み漁り、自身の力で問題解決をしました。脅しもあったようですが、佐川急便時代に乱暴な口調に慣れていたことも、この時は役に立ったそうです。

 これをきっかけに司法試験受験を決意。夜間はホテルでバイトをし、法律の勉強を行なう生活が7年間続きました。何度かあと1点というところまでいきましたが、母親に就職して欲しいと懇願され37歳で断念しました。その後建設会社に就職、退社、職業訓練校で仕事の幅を広げ独立しました。 

●倫理と出あって
 『実行によって直ちに正しさが証明される生活の筋道』というフレーズに何か惹かれるものがあり倫理法人会に入会しました。倫理法人会での勉強以外にも様々な本を読む中氏
は、『世の中はみんなが繁栄するように出来ている』『WIN・WINの関係』倫理では『全一統体の原理』から、すべての人は潜在意識の中で繋がっていると感じています。

 つまり心の中で思ったことは相手に伝わるので、相手のことを考えて営業に行くと仕事がとれ、お客さんのプラスを思って仕事をすると、喜ばれる仕事が出来、どんどん仕事が入ってくるそうです。これは実践の結果として実感しています。

 中氏は寝る前に毎日『世の中のすべての人の幸せを願う』そうです。そうすることで、すべての人と繋がっているので、『苦手な人という存在がない』といいます。徹底的に心の実践を行い、マイナス感情をもプラスに変えることが出来る中氏だからこその言葉であると感じました。

P1010305b.jpg
 現在は建築設計、リフォーム、能力開発セミナー講師、職業訓練校の非常勤講師と多様な顔を持つ中氏、今後さらにどのような活躍をされるか楽しみです。私たちも一隅を照らすような小さな実践からスタートし、中氏と共に日本創世を目指したいと思います。

(文責:東村英幸)

 

日時

場所

講師

テーマ 

会費

朝食会

12月13日(木) 朝 6:00~7:00

ホテル日航高知旭ロイヤル

(社)倫理研究所法人局 法人スーパーバイザー 高松祐子

人生は心の整理の積み重ね

無料

参加自由 会場内無料
いつもより少しだけ早起きして、ぜひご参加下さい。

----------

次回12月13日(木)は、前夜の幹部研修に引き続き、倫理研究所法人局 法人スーパーバイザーの高松祐子氏によるモーニングセミナーです。
多くの経営者の皆様、社員の皆様、未会員の皆様のご参加を心待ちにしています。
また、モーニングセミナーのあとは、会場内にて、おいしいパンとコーヒーで朝食会(無料)を開催しています。皆様とホットなお話で盛り上がりましょう。

----------

前回12月6日(木)は、中宏文建築設計事務所 所長 中宏文氏より、「一践照隅、万践照国」をテーマに体験発表をいただきました。(参加者総数23名)

―――――――


 

日時

場所

講師
携行品
テーマ

問合せ

平成24年12月12日(水)
講演:18:30~19:30 (受付は18:00より)
懇親会:19:45~ 「祭り茶屋」
(※懇親会費 お一人様 3,000円)

高知商工会館(会館内 駐車場無料)

社団法人倫理研究所 法人局 法人スーパーバイザー高松祐子
「テキストⅥ」、「万人幸福の栞」

2.倫理法人会憲章

倫理法人会事務局
TEL088‐878‐7353
FAX088‐878‐7355

----------

今回の幹部研修のテーマは、「2.倫理法人会憲章」です。倫理法人会活動は、この「憲章」に基づいて活動を展開しています。まず、役員自らが倫理法人会の目的を理解し、さらに、会員としての実践の心得をしっかりと学びましょう。
尚、役員でまだ出欠のお返事のされていない方は、準備の都合上、必ず事務局へ連絡をお願いします。
役員以外の方の参加ももちろん大歓迎です。
※役員は、「テキストⅥ」、「倫理法人会規定・役員必携」を持参。
※役員以外の方で、テキストをお持ちでない方は、会場でご準備します。

―――――――

 

 11月29日(木)のモーニングセミナーは、ホテル日航高知旭ロイヤルにて朝6:00より、久万田社会保険労務士事務所所長 高知県倫理法人会普及拡大委員長 久万田昌弘氏より、『誰にも負けない努力をする』と題して講話を行っていただきました。

 まずは、中越会長より、「倫理法人会には、たくさんの立派な経営者がいますが、本日の講話者である久万田氏ほど有言実行する人はいません。こうした方の生き方を参考にしながら、皆さんも努力し結果を出して頂きたいと思います」と力強く挨拶されました。

20121204a.jpg
 続いて、久万田氏の講話です。『誰にも負けない努力をする』という講話のタイトルは、京セラ創業者の稲森和夫氏の「経営の原点十二箇条」の中の一文です。

 人生で、どちらに進むか迷った場合に、苦労が多い方を選んできましたが、無駄になった事はこれまでに一度もないそうです。「誰にも負けない努力をしているか?」と、常に自分に問いかけながら、努力を続けている久万田氏に、その生き様を語って頂きました。

■プロフィール
 久万田氏は、昭和37年生まれで、現在50歳。お父様が(株)久万田海産を興し、その工場の上に自宅がありました。朝から晩まで働くご両親の背中を見て育ち、本人も学生時代から手伝いをしていたそうです。大学時代もその半分の期間を手伝いで過ごし、他の会社に就職することなどは思いもせず、そのまま久万田海産に入社しました。

 入社後は、市場関係者の方から、「長男(久万田氏)はまじめすぎる。外に出して鍛えたらいい」と言われたそうですが、お父様は「俺の息子は俺が育てる」との信条で、厳しく仕事を教えてくれました。

 やがて「お前は本当は凄い男かもしれん」と言われるまでになり、とても嬉しかったそうで、なんとかお父様に喜んでほしいとの思いで、辛い仕事も頑張ることができました。

 入社一年後、突然お父様が他界。享年51歳でした。あまりにも突然の死でしたので、悲しい感情と共に、「会社をどうするか?なんとかせないかん」と思ったそうです。また、同じ年にお爺様も他界。人の世の無常さを感じ、「好きなことをやらないかん」と思いました。

 世間では、久万田海産が倒産するかも、とのうわさも流れ、融資を申し込んだときには、たばこの煙を吹きかけられながら断られる、という屈辱的な思いもしたそうです。

 だんだんと気持ちが不安定になり、怒鳴ったり、備品を蹴ったり、という異常行動をするようになりました。見かねたお母様達が、何かに憑りつかれているのでは?と心配し、「お祓いに行こう」と誘われました。そこで、久万田氏はハッと気付きました。仏壇の前で思いっきり泣き、涙と共に吹っ切れました。そして決意しました。
 「自分は並の人間である。人が寝ているときに働くしかない。人の2~3倍努力するしかない。とにかく、美味しい商品を作ろう」と。良いモノを仕入れて良い商品を作る、との思いで努力を重ねた結果、次第に、「久万田の商品は、美味しくて鮮度が良い」との評判が立ち始めました。

 久万田氏は言います。「商売というものは、ある程度まではテクニックです。しかし、最終的には、人柄が出ます。誠意を持って続ければわかってくれます。」
 また、そのころ奥様との出会いもありました。お互いの第一印象は、「頭の良い人だ」(久万田氏)、「悪い人ではないな」(奥様)だったそうです。

 そして、ほどなくして結婚。会社の方も第二・第三工場を建設し、生産能力を上げました。お父様の死後、23歳で受け継いだ会社は、氏が33歳の時には県内トップの売り上げになり、従業員も40人をかかえる企業にまで成長しました。

 しかし、経営が軌道に乗ってくると、やがて守りの経営となってしまい、高級車に乗るなど生活も贅沢になっていったそうです。弟様との共同経営でしたが、二人とも「このままでは会社がつぶれる」と感じ始めていました。そして、久万田氏の人生最大の転機となる一日がやってきました。

 その日、久万田氏は会社を去ることになったのです。あらかじめ予感していた氏は、腹をくくっており、そのまま歩いて自宅に帰り、その日の出来事を奥様に説明しました。話を聴いた奥様は、ひとことこう言いました。「お父さん、よかったやいか。これでお父さんの好きなことができるやいか。」そこから、久万田氏のリベンジが始まりました。

 次の日の朝、日経新聞の紙面に社会保険労務士の講座を見付け、すぐさま申し込みました。

 そして、奥様と「一発で合格できなかったら何でもする」と約束し、毎週一回、日帰りで大阪に通う受験生活が始まりました。 
 月曜日から土曜日は、終日図書館で勉強。追手筋のネオン街にうしろ髪を引かれながら、自転車に乗って通い続けました。
 奥様にも教材づくりを手伝ってもらいながら壮絶な努力を続けました。「自分のためならできない努力も、誰かのためならできる。」そう思い続けた久万田氏は、奥様・お子様・お母様からパワーをもらい、見事に一発で合格。そして自宅で久万田社会保険労務士事務所の開業を果たしました。
20121204c.jpg
■有言実行
 開業後は、セミナーを開催したり、人が嫌がる仕事を受けたりと、あらゆることを行いました。失敗したこともありましたが、悔やんでも仕方がないと思い、どうすればその失敗を乗り越えられるか、と考えました。そして積極的に勉強もしています。「ある額の収入を得ようと思ったら、その額の3%を自分に投資しなければならない。」そう語る久万田氏は、弁護士さん達と共に研修を受けるため、現在東京にも通っています。

 「200件の顧問先があれば、200通りの対策が考えられます。困ってる経営者を助けたい、という思いで頭がいっぱいです。」
 久万田氏は、仕事をする上での3つの目標を立てました。そしてその目標を人に公言しました。「声に出して言うことによって、必ず実現できる」との信念を持つ氏は、その3つの目標を全て達成しました。

■倫理との出会い
 人前で話すことは苦手、と思っていた久万田氏は、スピーチの練習ができるということで倫理法人会を紹介されました。それまでは、人生最大の転機となった日の出来事に対して、憎しみの感情をパワーに変えて頑張ってきましたが、倫理の学びを得てからは、憎しみは和らぎ、全てが今の自分にちょうどいい、と思えるようになりました。

 毎朝3時に起きて早起きの実践をしています。早起きして働くと、仕事が2倍から3倍の早さになります。仕事は、追いかけられると苦しいですが、追いかけるとひらめきがあります。
 毎朝3時に起きて働いてることに対して、ある人から「人生楽しいですか?」と聴かれたこともありますが、やるしかない、働かないと成功はない、そして、稼いだお金で税金をしっかりと払いたい、と思っています。

■最後に
 久万田氏の目標は、四国一の社会保険労務士になることです。目標を定めれば、次になにをするかがわかります。イメージがカラーで鮮明に描けているそうです。内に秘めた闘志は日本人の美徳と言われますが、氏は、言葉にすることで自分を鼓舞して実行し続けています。

 「『万人幸福の栞』の中に『自信のないことは失敗する。・・・きっと出来るという信念が、そのことを成就させる』という一文があります。自らの体験からそのことを確信しています。」と締めくくって頂きました。

20121204b.jpg

 多くの方から、信頼され尊敬され、発展し続けている久万田氏ですが、それらは誰にも負けない努力の成果だということを、あらためて感じました。参加者もたいへん感動していました。貴重なお話をありがとうございました。
(文責 中宏文)

 

日時

場所

講師

テーマ 

会費

朝食会

12月6日(木) 朝 6:00~7:00

ホテル日航高知旭ロイヤル

中宏文建築設計事務所 所長 中宏文

一践照隅、万践照国

無料

参加自由 会場内無料
いつもより少しだけ早起きして、ぜひご参加下さい。

----------

次回12月6日(木)は、中宏文建築設計事務所 所長 中宏文氏(高知市倫理法人会 普及拡大委員長)による体験発表をいただきます。
安岡正篤氏の名言に「一灯照隅、万灯照国」があります。つまり、「一つの灯火を掲げて一隅を照らす。そうした誠心誠意の歩みを続けると、いつか共鳴する人が現れてくる。一灯はニ灯となり三灯となり、いつしか万灯となって国をほのかに照らすようになるのだから、まず自分から始めなければいけない。」という意味です。
同じように今回のテーマである「一践照隅、万践照国」も、一つの実践が一隅を照らし、その積み重ねがいつしか国も照らすようになるので、まず一つ一つの実践を自分から始めなければいけないことを言っています。
多くの経営者の皆様、社員の皆様、未会員の皆様のご参加を心待ちにしています。
また、モーニングセミナーのあとは、会場内にて、おいしいパンとコーヒーで朝食会(無料)を開催しています。皆様とホットなお話で盛り上がりましょう。

----------

前回11月29日(木)のモーニングセミナーは、久万田社会保険労務士事務所 所長 久万田昌弘(高知県倫理法人会 普及拡大委員長)より、「誰にも負けない努力をする」をテーマでスピーチがありました。ご出席ありがとうございました。22名でした。

―――――――


 11月22日のモーニングセミナーは、ホテル日航旭ロイヤルにて朝6:00より、㈱九内、㈱クナイ「ハミングライフ」代表取締役 九内 庸志氏(山口県倫理法人会 モーニングセミナー委員長)より、『変化に対応できる企業力』をテーマに講和をしていただきました。

 まず中越会長の挨拶です。会長になってからの1年2ヶ月モーニングセミナーでの会長挨拶が、自身に程よい緊張感を与えてくれている。この緊張感を参加者と共有したいとの想いから今日も出席取りが行われ、皆さんの元気な返事が返ってきました。

 次に会員スピーチです。浜田洋光青年副委員長は今年の9月にサラリーマンから独立し、行政書士事務所を開設しました。「お客様に喜ばれる仕事を行なっていきます。」と力強く宣言しました。

20121122a.jpg
 本日の講師、九内庸志氏の講和です。

●プロフィール
 九内氏は、山口県で生まれ育ちましたが、家庭の事情等で中学までに、7回引越しをしました。大学卒業後は東京で就職し、家業を継ぐことは考えませんでしたが、父親からの「家業を継いでくれ、そうしないとおじいさんの創った会社が無くなってしまう。」という言葉に会社を継ごうと決心しました。

 倫理法人会には平成14年に入会しましたが、夜型生活であった為最初の5年間はモーニングセミナーへの出席もしていませんでした。最初の万人幸福の栞輪読で、第2条の苦難は幸福の門が心に深く残り、以来倫理法人会活動に御尽力され、単会会長職を経て現在は山口県のモーニングセミナー委員長を拝命しています。

●会社の特色
 祖父の代に塗料販売業から始めてのちに工事業に転換しています。現在は塗装工事、法面保護工事などの公共工事を行なう㈱九内と、ショップを構えガーデン&エクステリア、リフォームなど住宅関連工事を行なう㈱クナイ「ハミングライフ」の2社の経営を行なっています。現在会社は79年継続しています。

 「5年―90%、10年―98%」この数字は会社ができて、なくなる確立だそうです。100年継続している企業は、全国で2万社、山口県で278社だそうです。「状況の変化に合わせてまず自分が変わり、会社を変えてきた。決めたことを続けること、その中で全てのものに感謝の心を持つことが大切である。」と九内氏は語ります。好きな言葉は『努力にまさる天才なし』です。50歳の九内氏ですが、現役で100周年を迎えたいと願っています。

●東日本大震災復興支援ソング
 講和の最後に映像にて、東日本大震災復興支援ソング「花は咲く」を聞かせていただきました。「花は 花は 花は咲く いつか生まれる君に 花は 花は 花は咲く 私は何を残しただろう。」また第2次世界大戦で死を覚悟した特攻隊員が出発の日に、母親にあてた手紙の紹介もありました。『使命とは命を使う事』と話された九内氏。

20121122c.jpg
私たち一人ひとりが使命を全うしたいものです。

(文責:東村英幸)

11月15日(木)のモーニングセミナーは、ホテル日航高知旭ロイヤルにて朝6:00より、高知市議会議員 高知県倫理法人会事務長 福島明氏より、『倫理と出会って』と題して講話を行っていただきました。

 まずは、中越会長より、「政治が動き始めました。いくつかの制度ができます。良い時代になります。この流れを活かして、皆で繁栄していきましょう」と力強く挨拶されました。

20121115a.jpg
 続いて、福島明氏の講話です。「波乱万丈、天国と地獄の繰り返し」と自ら表現されているように、これまでの激動の人生を語って頂きました。

■事業の成功
 福島氏のお父様は、終戦後日本に引きあげてから、おもちゃ屋を始めました。生活は厳しかったですが、お父さまからは「正直」「礼儀」ということを教えてもらいました。54歳で亡くなられましたが、最期に「勝負あった」という言葉を残したそうです。

 ペギー葉山さんの「南国土佐をあとにして」がヒットした頃、高知にはたくさんの観光客が訪れ、お土産物屋を始め大成功。さらに婦人服ブームの時に、おもちゃ屋をやめて婦人服屋を始めましたが、これも大成功。しかし、福島氏は「今考えると、この成功は自分の力ではなく、経済成長のおかげです」と語っています。

■倫理法人会での使命
 福島氏は、「団塊の世代のはしり」と言われる時代に生まれました。いまはその世代の方々が亡くなり始め、ふるいにかけられていると感じています。あるとき病院で身体を調べたら異常があり、もう長くないと思い、奥様ともじっくり話したそうです。結果は、何事もなく無事でしたが、そのころからいろんなことを考えるようになりました。

 「65歳からが一番充実しています。特に、倫理と出会ったことが一番幸せです。『万人幸福の栞』の十七箇条の教えがぴったりとあてはまります。」と語る福島氏は、倫理に所属する若い人たちに、語り部として伝えてくのが使命だと感じています。

■人生は20年サイクル
 20~40歳代は、事業と子育てを頑張りました。「世話をするのが好き」と語る氏のキャッチフレーズは「人の喜びは我が喜び」。倫理に入会してから、同じフレーズを発見して驚いたそうです。

 あるとき、事業を脅かす危機が訪れ、商店街の仲間たちと「誰かを政治の世界に出さなければいかん」と話し合い、皆から推薦されました。「政治を行うと、商いに影響する」との懸念もありましたが、強く勧められて出馬し、見事市議会議員に当選を果たしました。

20121115b.jpg
 ある時、不動産の関係で、大きく儲ける取引がありました。その儲けをどう活かすか、ということを考え、ある事業を行うことにしましたが、それが裏目に出てしまいました。その時には「人生、無理をしてはいけない」ということを知ったそうです。

 なんとか苦難を乗り越えましたが、あるとき倒れてしまいました。「公職の身でありながらこんなことではいけない」と思い、公職を退くことも含めて、いろんなことを考え悩みましたが、「自分を活かせなければ生きてきた甲斐がない」と気付き、再び頑張ろうとの思いに至ったそうです。

 次の選挙では、地盤・看板・カバンのない状態でしたが、「どぶ板」と言われる地道な選挙活動を行い、見事当選。これからはなんでもできる、との思いに至りました。切羽詰まった時にこそ、いろんなアイデアが生まれなんでもできるんだ、ということに気付きました。

 福島氏は、倫理に入会してから「自分をかえるにはどうすればいいのか」ということを考えていましたが、自分自身にプレッシャーをかけて、逆境に出会えば変わるんだ、ということを学びました。

■最後に
 「日本は、倫理や道徳観が欠如してだめになってきています。ぜひ、倫理を学んで、倫理の教えを広げていくことが大事です。日本創生を実現しましょう。」と力強く締めくくって頂きました。
 
20121115c.jpg
 普段は穏和に見える福島さんですが、今回のお話を伺い、たいへんご苦労をされ、そして苦難を乗り越え、人生の大きな気付きを得たのだということを知りました。

 参加者もたいへん感動して聴きいっていました。貴重な体験をお話し頂き、ありがとうございました。
(文責 中宏文)

 

日時

場所

講師

テーマ 

会費

朝食会

11月29日(木) 朝 6:00~7:00

ホテル日航高知旭ロイヤル

久万田社会保険労務士事務所 所長 久万田昌弘

誰にも負けない努力をする

無料

参加自由 会場内無料
いつもより少しだけ早起きして、ぜひご参加下さい。

----------

次回11月29日(木)は、久万田社会保険労務士事務所 所長 久万田昌弘氏(高知県倫理法人会 普及拡大委員長)による体験発表をいただきます。
万人幸福の栞 第15条「信成万事」の冒頭に、「自信のないことは失敗する。」と書かれています。このことは、逆に言いかえると「自信のあることは成功する。」とも言えます。
「自信」を付けるためにはどうすればいいのか?ご自身の実体験を惜しみなく発表していただきます。
多くの経営者の皆様、社員の皆様、未会員の皆様のご参加を心待ちにしています。
また、モーニングセミナーのあとは、会場内にて、おいしいパンとコーヒーで朝食会(無料)を開催しています。皆様とホットなお話で盛り上がりましょう。

----------

前回11月22日(木)のモーニングセミナーは、(株)九内 代表取締役 九内庸志氏(山口県倫理法人会 モーニングセミナー委員長)より、「変化に対応できる企業力」をテーマでスピーチをいただきました。

―――――――