日時

場所

講師

テーマ 

会費

朝食会

1月31日(木) 朝 6:00~7:00(受付 朝5:30より)

ホテル日航高知旭ロイヤル (ホテル内 駐車場無料)

株式会社 優樹 代表取締役 下野政城氏 

物はこれを生かす人と企業に集まる

無料

7:05~ (ホテル22階のバイキング 参加自由 自己負担 500円)

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次回1月31日(木)は、(株)優樹 代表取締役 下野政城氏(高知東倫理法人会 研修委員長)による体験発表をいただきます。

いつも元気はつらつな下野氏。しかし、その裏では多くの苦難を乗り越えてきたことでしょう。
下野氏が倫理と出会ってどのように自分を変えて言ったのか、下野氏の実体験を惜しみなく発表していただきます。

モーニングセミナーは、「心をプラスに転換する場」です。
1週間に1回は、自分の「心の車検」を受けましょう。
様々な業種・業態の人たちが集まり、交流することは、経営者、社員の皆様にとって良い刺激となります。

多くの経営者の皆様、社員の皆様、未会員の皆様のご参加を心待ちにしています。

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前回1月24日(木)のモーニングセミナーは、(株)土佐龍 代表取締役 池 龍昇氏(高知土佐倫理法人会 会長)より講話がありました(参加者総数24名)。

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日時

場所

講師

テーマ 

会費

朝食会

1月24日(木) 朝 6:00~7:00(受付 朝5:30より)

ホテル日航高知旭ロイヤル (ホテル内 駐車場無料)

株式会社 土佐龍 代表取締役 池龍昇氏 

物はこれを生かす人と企業に集まる

無料

7:05~ (ホテル22階のバイキング 参加自由 自己負担 500円)

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次回1月24日(木)は、(株)土佐龍 代表取締役 池 龍昇氏(高知土佐倫理法人会 会長)による体験発表をいただきます。

高知県・四万十川流域のヒノキを「四万十ひのき」と名付けたのは、池龍昇氏。四万十ひのきを知り尽くし、アイデア豊かな製品をつくり出す企業「土佐龍」を育て上げた職人社長です。高知県は何と言っても日本一のヒノキの産地。丈夫で抗菌作用が長続きする優れた素材が池氏の周りにはたくさんあります。「モノはこれを生かす人と企業に集まる。生かすことによって人も企業も生かされる。」をモットーに、池氏は酸素や水を育んでくれた木に心から感謝して無駄なく丁寧に使っています。池氏が倫理と出会ってどのように自分を変えて言ったのか、池氏の実体験を惜しみなく発表していただきます。

多くの経営者の皆様、社員の皆様、未会員の皆様のご参加を心待ちにしています。

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前回1月17日(木)のモーニングセミナーは、(株)ニチイ車輛 代表取締役 豊田 圭宣氏(倉敷市倫理法人会 会長)より講話がありました(参加者総数20名)。

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日時

場所

講師

テーマ 

会費

朝食会

1月17日(木) 朝 6:00~7:00

ホテル日航高知旭ロイヤル

(株)ニチイ車輛 代表取締 豊田圭宣氏 (倉敷市倫理法人会 会長)

倫理実践と不思議な体験

無料

7:05~ (ホテル22階のバイキング 参加自由 自己負担 500円)

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次回1月17日(木)は、前夜に引き続き、(株)ニチイ車輛 代表取締役 豊田圭宣氏(倉敷市倫理法人会 会長)による体験発表をいただきます。

多くの経営者の皆様、社員の皆様、未会員の皆様のご参加を心待ちにしています。

また、モーニングセミナーのあとは、会場内にて、おいしいパンとコーヒーで朝食会(無料)を開催しています。皆様とホットなお話で盛り上がりましょう。

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前回1月10日(木)は、清和アグリス(株) 代表取締役 東村英幸氏より、「倫理との出会い=人との出会い」をテーマに講話をいただきました。(参加者総数26名)。

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日時

場所

講師 

テーマ 
会費
問合せ

平成25年1月16日(水)
講演:18:30~19:30 (受付は18:00より)
懇親会:19:30~ (無料)

高知商工会館

(株)ニチイ車輛 代表取締役 豊田圭宣氏 (倉敷市倫理法人会 会長)

純粋倫理と出会って氣づいたこと

講演・懇親会ともに無料
倫理法人会事務局
TEL088‐878‐7353
FAX088‐878‐7355

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 1月16日(水)は、(株)ニチイ車輛 代表取締役 豊田 圭宣(とよた けいせん)氏(倉敷市倫理法人会 会長)の事業体験発表を頂きます。
昭和52年の創業以来、地域に根ざしたカーディーラーとして、中古車・新車販売、車検、修理、板金・塗装、カー用品販売、保険代理業を行っています。
豊田氏は、二代目社長として「よりよい会社であろう」を経営理念とし、お客様に必要とされる会社、仕入先に感謝される会社、そしてそこに働く社員にとって誇れる会社を目指して努力されています。

 まだ出欠のお返事のされていない方でも飛び入り参加大歓迎ですが、懇親会に参加される方は、お食事の準備がありますので、1月16日(水)のお昼までにご連絡いただけたらうれしいです。

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 1月10日(木)今年最初のモーニングセミナーは、ホテル日航高知旭ロイヤルにて朝6:00より、清和アグリス株式会社 代表取締役 東村英幸氏(高知市倫理法人会専任幹事)より、『倫理との出会い=人との出会い』と題して講話を行っていただきました。

  まずは、中越会長より、「今年も倫友を増やし、共に繁栄していきましょう」と力強く挨拶されました。

続いて、東村氏の講話です。氏は、野菜や花の苗の製造・販売、農業資材の販売などを行う会社の代表取締役をされています。高知県の園芸に貢献しているという自負を持ってほしい、と社員やパートの皆さんに伝えているそうです。

  
 
20130110a.jpg

■プロフィール
 東村氏は、昭和42年生まれ。実家が農業をされていて、お兄様が跡をつぐことになっていたそうです。
 高校は、農業高校に入学。両親から「いい大学にはいって、公務員か会社員になるように」と言われていたものの、高校では農業の授業ばかりで、大学受験に向けた授業内容ではありませんでした。そこで、推薦入学を狙い、まじめに勉強・クラブ活動を行い、無事に県外の国立大学に推薦を得ることができました。
 大学ではトマトの研究を行ったそうです。卒業後は、「高知に帰って栽培をしたい」という希望を叶えるために、離島以外では日本最小の村であった大川村の『ふるさと村公社』に入社しました。村では、仕事や遊び・消防団やママさんバレーなど全ての行事に参加したそうです。
 

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村で数年間すごした後、将来のことも考えて高知市に帰ってきました。農業をやりたい、という目標があり、実家の農業を継ぐことも考えたそうですが、「兄弟が、同じ仕事を同じ家で行うと弊害がある」というご両親の考えもあって、家には入らず就職先をさがしました。
 そして平成7年に、野菜などの生産部門「ファーム」がある現在の清和アグリスに入社しました。
 農場勤務が希望だったのですが、まずは事務をやれと言われました。それまでパソコンも使ったことがなかったそうですが、2年間事務の仕事を行い、パソコン教室に通ったり、簿記の資格をとったりしました。事務の後は外にも出るようになり、4年間県内全域をまわり、会社とは、商売とは、仕入れ先との関係とはこういうものか、ということを学びました。
 そんな東村氏に転機がおとずれます。平成17年に、先代社長が死去。親会社との資本関係もなくなり、それまで扱っていた商品取引も解消することになりました。そのときお客様から、「商品がかわっても東村君から買うよ」との言葉を頂き、たいへん元気付けられました。そして育苗事業を中心に立て直しを図り、営業を任されて半年後に、仕入れ先や商品を構え、体制を整えて新しいスタートを切りました。
 
20130110c.jpg■苦難との遭遇
 先代が亡くなるまでは、社員としてひたすら自分と家族のために無心で営業の数字をあげていればよかったのですが、会社を任され、借入も自分で責任を持ってやるという立場に立たされました。売り上げを上げなければ、会社も、自分も家族もつぶれてしまう、という不安とプレッシャーの日々だったそうです。
 「自分がやらなければ」という思いが強くなりすぎ、交通違反や細かな事故も増えてきて、それが社員達にも広がりはじめました。
 そんななかで平成19年にたいへん大きな苦難に遭遇してしまいました。事の大きさに心が折れそうになりましたが、仕入れ先やお客さんから励ましの言葉を頂き、なんとか事後処理を終えることができ、再び前向きになることができました。お客さんに恵まれていたことに対して、とても感謝をしているそうです。

20130110d.jpg■倫理について
 平成20年に清籐会計事務所からの紹介で、入会しました。平成23年にはモーニングセミナー委員長、平成24年には専任幹事に就任。毎週日曜日には家庭倫理の会にも出席しています。

 入会当時は、顔の表情が怖かったそうですが、「笑顔になった」と同会会員の池さんから言われたそうで、入会してからいろいろと自分自身が変わったところがあるそうです。
 モーニングセミナーでは、二宮尊徳七代目子孫中桐万里子さん、久万田元会長の講話などが聴けて、また松下幸之助さんや稲盛和夫さんの話等も聴くことができ、とても勉強になるので、入会して良かったと感じています。
 また、平成23年には富士高原研修所にも参加し、先祖との関わりとか多くの事を学びました。さらに次の4つの誓いも立てました。
 1、妻や家族へ感謝する
 2、大きな声で社員に挨拶する
 3、目が覚めたとき、感謝の心で起床する
 4、幸せのレールに乗っているイメージを持って、楽しい人生を歩む
 多くの学びが得られ、実践方法を知ることができ感謝しているそうです。

■最後に
 「倫理で学んでいると、たとえレールから外れたとしても、毎週のモーニングセミナーで軌道修正ができます。これからも皆さんと共に、倫理を通して幸せのレールに乗ったまま、次の目標に邁進してこれからの人生を歩んでいきたいです」と締めくくって頂きました。

 

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 高知市の専任幹事として、皆から信頼されている東村さんの、苦難体験からの克服のお話を伺い、参加された皆さんも感動していました。貴重な体験談をお話し頂きありがとうございます。

(文責 中宏文)

 12月27日(木)のモーニングセミナーは、ホテル日航高知旭ロイヤルにて朝6:00より、濱田洋光行政書士事務所 所長 濱田洋光氏より、『サラリーマン~倫理~行政書士→そして伝えたい事』をテーマに講話をいただきました(出席者総数20名)。
 
20121227a.JPG まずは、中越会長より、「あっという間に今年も終わろうとしています。いろんな意味で来年3月までが勝負。しっかりと足下を固めて今日も元気に頑張りましょう。」と力強く挨拶されました。 

 
 次に本日の講師である行政書士 濱田洋光氏の登場です。行政書士とは、一言で言えば「あなたの街の法律家」です。仕事の内容は、相続関連の書類作成、遺言状作成のお手伝い、各種許認可申請の手続き等、ビジネスや生活の様々な悩みを解決していきます。

 濱田氏は、もともとは兵庫県姫路市の生まれです。小学3年生の時に高知に移り、現在に至っています。


 地元の高校を卒業後、高知市内のブティックに就職しました。理由は、始業時刻が遅かったからだそうです。

 「私は朝が苦手ですので、始業時刻が遅いブティックを選びました。しかし、一生働ける会社、定年まで安心して働ける会社の方がいいと思い、平成11年に総合印刷、洋紙板紙販売等を手掛ける会社の高知営業所に転職しました。」

 安定を求めて転職したのにどうして退職したのか。

 「待遇面では準公務員並みのとても良い会社でした。しかし、景気低迷の中、給与がだんだん下がり始め、入社11年目の給与より、入社4年目の給与の方が多いことに気が付きました。営業マンとして会社の売上に貢献してきたつもりでしたが、今まで自分は何をやってきたのか疑問に思い始めました。」

 しかし、収入が少なくても生活が安定していればいいと思うこともあったそうです。

 「営業で訪問した(株)伸光堂の中越会長から人生とは何か、会社経営とは何か等、多くのことを教えていただきました。とても刺激的なお話をいただくうちに、何か行動を起こしたい気持ちが膨らんできて、悶々とした日が続きました。」

 その時濱田氏は、思い切って奥様に相談したそうです。

 「家内から、一生使える国家資格を取ったら良いと言われ、いろいろな資格を調べる中で、行政書士と出会いました。」
 「さっそく行政書士の通信教育を申込み、受験勉強がスタートしました。仕事が終わった後、夜の11時頃から朝の2時、3時までの受験勉強は大変でしたが、法律の勉強がとてもおもしろくて自分に合っていると思うようになりました。土曜日、日曜日は一日中勉強していました。」

20121227c.jpg
 「第1回目の試験は、受験勉強を始めて半年後だったので準備不足のため不合格となりました。合格に何が足らなかったのか反省し、平成23年には必ず合格して平成24年度中に開業すると心に誓いました。」

 「第2回目の試験の直前の9月に中越会長から倫理法人会を紹介していただき、すぐに入会させてもらいました。倫理法人会の会員さんは、みんな前向きな考え方をしており、とても刺激を受けました。」
 「第1回目の試験の時は、試験会場で私の周りの受験生の90%は落ちると思っていましたが、第2回目の試験の時は、”逆転の発想”でこの中で10%も合格すると思い、自信を持って試験に臨むことができました。」

 合格発表の後、開業に向けて準備を進めていましたが、定期的な収入を捨てるのは抵抗があったそうです。

 「倫理法人会のモーニングセミナーで、毎週、経営者の成功体験を聴くことで私の決意が固まってきました。とくに同じ士業である社会保険労務士の久万田氏が第一線で活躍している姿を間近で見ることが出来て、とても影響を受けました。」

 「会社には、退職3ヵ月前に退職の意思を伝えて円満に退職出来ました。平成24年9月に行政書士事務所を開業し、現在開業4ヵ月目となっています。」

 「街の法律家として様々な相談業務を行っています。特に遺言書がないために相続で問題になるケースが一番多いです。相続についての問題となる前に遺言書によって、ある程度問題を回避することが出来ます。ぜひ元気なうちに遺言書を書いて置きましょう。私は財産がないから大丈夫と思っても、土地や建物をお持ちであれば十分に相続問題に発展する恐れがあります。」

 最後に、「伝えたいことの10分の6.5くらいしかお話が出来ませんでしたが、中越会長に倫理法人会への入会を勧めていただき、本当に感謝しています。脱サラをして開業1年生ですが、成功している経営者と切磋琢磨し、これからも努力していきます。」と力強く語っていただきました。

 45分間という短い時間でしたが、濱田氏の温厚なイメージとは正反対な強い決意をエネルギッシュに熱弁をふるっていただきました。開業時の不安と感動を忘れずにこれからも”誰にも負けない努力”を続けて下さい。
濱田氏の今後の益々のご活躍を祈念いたします。
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モーニングセミナーの後、会場内で濱田氏を囲み、おいしいパンとコーヒーで朝食会を開催しました。

早朝よりご参加頂きました皆様、本当にありがとうございました。

(文責:久万田昌弘)

 

日時

場所

講師

テーマ 

会費

朝食会

1月10日(木) 朝 6:00~7:00

ホテル日航高知旭ロイヤル

清和アグリス株式会社 代表取締役 東村英幸

倫理との出会い=人との出会い

無料

参加自由 会場内無料
ホッとな話と、美味しいパンとコーヒーをご一緒にどうぞ。

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次回1月10日(木)は、今年最初のモーニングセミナーにふさわしい、清和アグリス株式会社 代表取締役 東村英幸氏(高知市倫理法人会 専任幹事)による体験発表をいただきます。
東村氏が目指すのは、「優れた生産資材と共に、夢のある豊かな農業への架け橋」です。
現在、育苗を中心に農業資材を高知県下一円に販売しており、日本の農業が明るい未来を実現できる可能性を追求しながらも、地元高知で育てた苗を高知の農家で使っていただき、県外へ高知の生産物を売り出すために、日夜、高知県内の農家を走り回っています。 
東村氏が倫理と出会ってどのように自分を変えて言ったのか、東村氏の実体験を惜しみなく発表していただきます。
多くの経営者の皆様、社員の皆様、未会員の皆様のご参加を心待ちにしています。

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前回12月27日(木)のモーニングセミナーは、濱田洋光行政書士事務所 所長 濱田洋光氏(高知市倫理法人会 青年副委員長)より、会員スピーチがありました(参加者総数20名)。
ご出席ありがとうございました。

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 12月20日(木)のモーニングセミナーは、ホテル日航高知旭ロイヤルにて朝6:00より、丸の内法律事務所 本澤友彬氏(高知西倫理法人会 青年委員)より、講話を行っていただきました。

 まずは、中越会長より、「一年の総締め括りの時期になりました。忘年会も多いと思います。いかに健康を守りながら過ごすか、という事を自覚しながら毎日過ごしています。会長としての意識を強めて、時間・動作など皆さんのシンボルになるようにしないといけないと思います」と力強く挨拶されました。

 そして、本澤氏の講話です。氏は、弁護士の仕事をされていて、たくさんの依頼者の方々の相談にのっています。

■プロフィール
 本澤氏は、印刷業のお父様と、公務員のお母様との間に生まれました。大学は、中央大学法学部だそうです。司法試験を目指したきっかけは、難しい試験であることから「高い山があるなら登ってみよう」と思ったからです。受験期間中は、ベテラン受験生もたくさんいて「勉強しないと人生が大変になる」という恐怖心から、一所懸命勉強して見事に合格。大変な状況に追い込むことで自分も成長できる、と実感したそうです。
 
■司法試験について
 本澤氏は言います。司法試験は、知識があるからと言って受かるわけではない、と。自分の頭で考えないと解けません。知識が多すぎると、自分の知ってる知識に引き込んでしまって、結局落ちてしまいます。
 どうしてそのような試験にしてるかというと、実際の仕事での具体的な事案では、マニュアルだけでは解決できない問題がたくさんあるため、解決能力がある人材が欲しいから、ということです。

■弁護士の仕事について
 「弁護士は、日々の法律相談にのったり、契約書を作成したりしています。即、裁判というわけではありません。どちらかというとお医者さんに近い存在だと思います。手術が身体に負担をかけてしまうように、裁判も身体に負担をかけてしまいます。早期治療が一番良い、というところが共通しています。こじれてしまったら、裁判も長引いて、精神的な負担も大きいのです。」

■弁護士へのアクセス方法
 まず『法テラス制度』があるそうです。この制度は個人の方を対象にして、事故や離婚問題などを扱ってくれるそうです。一定の資力以下の方が依頼する公的な団体です。裁判費用を立て替えてくれる制度もあり、お金が手元になくても弁護士に依頼できるありがたい制度です。
 次に『ひまわりホットダイヤル』という制度があります。この制度は中小企業の事業者の方を対象にして、売掛金の回収や契約書、倒産時の手続きなどの相談などを行う弁護士会の相談制度だそうです。30分以内なら無料で相談できます。

■弁護士に相談する際の注意点 
 まず、相談内容をあらかじめ事務員さんなどに伝えてほしいとのことです。「事務員さんには話せない」というかたもいらっしゃるそうですが、あらかじめ話しておけば、事前準備も可能で、よりきちんとしたアドバイスが貰えます。
 次に、自分にとって不利な事でも隠さずに話してほしいそうです。そうでなければ適切なアドバイスができません。
 そして、費用や手続き・勝訴の見込み等、気になってることは遠慮なく質問してほしいそうです。
最後に、弁護士は長く付き合うことになるので、好感が持てる人かどうかで決めると良いとのことでした。

 普段なかなか聴けない話でもあり、講話の後の朝食会においても、参加された皆さんからの質問がたくさんありました。貴重なお話をありがとうございます。

(文責:中宏文)

 

日時

場所

講師

テーマ 

会費

朝食会

12月27日(木) 朝 6:00~7:00

ホテル日航高知旭ロイヤル

濱田洋光行政書士事務所 行政書士 濱田洋光

サラリーマン ~ 倫理 ~ 行政書士 →そして伝えたい事

無料

参加自由 会場内無料
ホッとな話と、美味しいパンとコーヒーをご一緒にどうぞ。

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次回12月27日(木)は、濱田洋光行政書士事務所 所長 濱田洋光氏(高知市青年副委員長)に今年最後のモーニングセミナーを締めくくっていただきます。
会社勤めをしながら、持ち前の馬力で寝る間を惜しんで行政書士の資格を取得のために勉強し、見事合格。
現在、脱サラをして開業1年生ですが、仕事も着実に増えているそうです。これも濱田氏の誰からも愛される人柄のおかげでしょう。
事務所の開業に至った経緯や倫理に出会ってどのように自分を変えて言ったのか、濱田氏の実体験を惜しみなく発表していただきます。
多くの経営者の皆様、社員の皆様、未会員の皆様のご参加を心待ちにしています。

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前回12月20日(木)のモーニングセミナーは、丸の内法律事務所 弁護士 本澤友彬氏(高知西倫理法人会 青年副委員長)より、会員スピーチがありました。
ご出席ありがとうございました。

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 12月13日(木)のモーニングセミナーは、ホテル日航高知旭ロイヤルにて朝6:00より、社団法人倫理研究所 高松祐子法人スーパーバイザーより、『人生は、心の整理の積み重ね』と題して講話を行っていただきました。

 まずは、中越会長より、「会長になって15か月が経ちます。会員の皆さんに満足して貰ってるのか、ということをいつも自分に問うています。皆さんには繁栄して頂きたい、と考えています。」と力強く挨拶され、成功事例として、優秀な営業成績をあげている入社三年目の社員の方とペアになっての仕事術を紹介して頂きました。

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 そして、高松氏の講話です。氏は、当単会へは三度目の訪問で、たいへんご縁があります。毎回、何を話そうかと楽しみに考えているそうです。

■倫理での経歴
 高松氏は、現在『法人スーパーバイザー』という役に就いて、全国で講話をされていますが、当初はこの役を辞退していたそうです。なぜなら、もともと「家庭倫理の会」で活躍をされており、経営者の方々に語る立場にない、と思ったからだそうです。

 しかし、倫理法人会に『家庭に愛を』というスローガンが加わり、「経営を語ってほしいのではなく、家庭を語ってほしい」と説得され、また、創設者丸山敏雄氏が「夫婦道」という論文を書いて倫理運動が始まったということからも、経営者にとってもっとも大事な事は、夫婦の問題だと思い、この役を引き受けることになったそうです。

■苦難に遭遇しての倫理体験 
 今年の八月、倫理の出張に向かっていた時の事です。隣を走っている車が事故をおこし、
すぐそばで横転し始めました。その瞬間、氏は、約束を破ると皆が不幸になるという「破約失福」をとっさに思い、「丸山先生、助けて」と念じたそうです。すると、横転した隣の車は、氏の側には倒れてきませんでした。また、タイヤがパンクをしていたことにも気付くことができました。この体験から、命を救ってもらった、あり難い、と感じたそうです。

 また同じ八月に、食事に行った際に、食べ物が気管支にはいってしまい意識が遠のきました。その時には、無意識の中で、あの世を思わせるような不思議な体験をしました。死ぬとはこういうことかと思い、いろんな出来事が浮かんできたそうです。その時にも、まだ人生で果たしてない家族との約束があると思い、「破約失福」をとっさに思い、「丸山先生、助けて」と念じたそうです。そして、さらなる不思議な体験をした後に意識が戻りました。またしても命を救ってもらった、あり難い、と感じたそうです。
 
■倫理の学びは、心の学び
 「倫理とは、心の整理をすることであります。堅苦しく考えがちですが、心の整理をする、と思うと楽になると思います。栞の中に書かれていることを、言われたとおりに行い、わがままな心の中を捨てて、整理をすれば良いのです。」

 高松氏によれば、心というものは、明るいプラスの側面と、暗いマイナスの側面の両方があるそうですが、マイナスの側面の方が心に出やすいそうです。そのマイナスの意識を捨てることが実践であるとのことです。例えば、夫婦げんかをしたら、すぐに申し訳ないと心を躾けるのが倫理の心なのです。
 「倫理は、人と人・人とモノ・人と自然現象といった、日常の全ての関係における出来事を対象とします。その全ての出来事に対して倫理の心を持ち続けたらよいのです。そして、目に見えない心をどのように伝えるか?というと、言葉しかありません。プラスの言葉を、笑顔を持って伝えることが大事です。倫理は、やらないと変わりません。やった分しかやったことにならないのです。心を向けた、その心の移り変わりを伝えることが大事です。それを会員スピーチで伝えると、それが最高の学びになります。」

■掃除について
 高松氏は、これまでに何十社もの会社を倫理指導しました。経営がうまくいってない会社のほとんどは、肝心なところが掃除できてないそうです。それは、FAX、コピー機、電話などです。こんな言葉があるそうです。

 雑巾(ぞうきん)を当て字に変えれば「蔵(くら)」と「金(かね)」

 あちら福福(拭く拭く)
 こちら福福(拭く拭く)

 このお話を聴いて、掃除が行き届いていない、ということは心も行き届いていないのだと感じました。

■『当下一念』
 最後に、近江出身の江戸時代初期の陽明学者中江藤樹氏の言葉を引用されました。

 『くやむなよ ありし昔は是非もない ひたすら正せ 当下一念(とうかいちねん)』

 これは、過去の事は悔やんでも仕方がない。今の自分の心を正すこと、その一念が大事である、という意味です。
 「失敗を重ねて、人は学ぶのです。倫理は生涯学習。けして卒業がないのです」と、締めくくって頂きました。

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 参加者の中には、倫理を長年学んでおられる方もたくさんいらっしゃいましたが、今日の講話を聴いて、あらためてたくさんの学びを得られることができた、と満足そうでした。
 高松先生、素晴らしい講話をありがとうございました。
(文責:中宏文)