さて、本日(6月25日)のモーニングセミナーは「真摯なる実践と熱烈なる普及」をテーマに倫理研究所法人スーパーバイザー徳永孝明(株式会社二蝶取締役会長)様に講演いただきました。(参加者20社24名)
料亭二蝶を経営してこられましたが、娘さんのお婿さんが板前として継いでくれることとなり、代表権のない会長職として全てをお婿さんに任せておられるそうです。
多くの方がそうだと思いますが、徳永氏も人前で話すのが好きではなかったそうです。そのため、毎日250字程度の日記を20年以上継続してきたそうです。短くまとめることで要点をつかめるので、スピーチにも大変役に立っているそうです。
何のために倫理を学ぶのか。それは自分自身の向上と充実した人生になるようにしたいからです。自分が変わって始めて仕事も出来るようになるのです。
そのためには、先ず(1)心が変わること。これが意外と難しいのですが、心(考え方)が変わると(2)行動が変わります。
義務感で来ていたモーニングセミナーもいつの間にか習慣となってくるのです。夜型の生活から朝型の生活に、(3)習慣が変わってきますね。
習慣が変わってくると、いつの間にか(4)人格が変わってくるのです。ものの見方、価値観が変わってきますね。人格が変わることによって、出会う人も変わってきます。真摯に生きていれば必要な人に合わせていただけるそうです。
「小才は縁に気づかず、中才は縁を活かせず、大才は袖すり合うも多少の縁」
人格が変わると(5)運命までも変わってくるのです。
ですから、最も重要なことが、心を変えることなのです。これが難しいかもしれませんが、心が変わらないと前には進みません。
そのためにも、役員研修やモーニングセミナーで学び、気づいたことを即実践することです。そうすることで、気持ちが解きほぐされるように、変わってきます。
普及もその一つなのです。頭を下げて、笑顔で会社に入っていくのです。話を聴いてくださってありがとうございますという気持ちを込めて、普及に取り組みましょう。
普及をして本当の喜びは、入会した人がよくなっていくことです。
喜びを感じるためにも、真摯に実践に取り組み、熱意を持って普及していきましょうと結んでいただきました。
文責 藤田 和彦