モーニングセミナー

5月28日(木) 田口精二 氏 「夫婦朝礼」

ms090528-1.jpg 5月28日(木)のモーニングセミナーは、ホテル日航高知旭ロイヤルにて朝6:00より、シューズサロンタグチ 代表者 田口精二氏に「夫婦朝礼」というテーマで講和を頂きました。
(参加者総数22名)

 まず、講和の前に、(株)伸光堂 村上勝則氏に3分間スピーチをお願いしました。
 事例を取り上げて、「心の中の”つぼ”からジャリや砂を取り除いて、倫理でいっぱいにして”つぼ”という器を大きくしたい。」と力強く発表していただき、とても知識の豊富な村上氏のお話に参加者は思わず聞き入っていました。

 田口精二氏は、現在、奥様とお二人で茨城県古河市にて、主にオーダーメイドの靴を提供されるお店を経営されています。

ms090528-4.jpg 大型店の多店舗化により、全国的に町の小さな靴店はほとんど全滅状態です。
 売上がどんどん下がっていく中、廃業も考えました。
 しかし、「はだしで歩く人はいないよ」と知人から言われ、生き残りをかけて業態転換をし、今や、”靴のお医者さん”として、お客様の足と靴の健康相談に乗りながら地域に密着したお仕事をされています。

 10年程前から「夫婦朝礼」を始めた田口夫妻。そのきっかけは、知人の会社の朝礼に誘われて、大雪の降る寒い日に出かけて参加したことからです。
 最初は大きな声が出なかったそうですが、毎日訓練すれば出るようになるものです。
 「二人で朝礼をするには、心を一つに合わせないと出来ません。視線の先には一人の目しかありません。夫婦朝礼をするようになって、夫婦仲が良くなりました。」

 古河倫理法人会の副会長として、毎日倫理漬けになっていますが、「倫理法人会で勉強していることが、職場でも家庭でも出来なければ単なるパフォーマンスになってしまいます。」

ms090528-5.jpg 拍手をするときも一生懸命にすれば、積極的な人生になります。
 「自分の性格は変えられないけど、言葉と行動は変えることが出来ます。積極的な明るい動きをしている人は、いい人生が送れます。」

 昨年から100年に一度の金融危機、大不況とか言われていますが、そうではありません。100年に一度のチャンス、100年に一度のやりがいのある時代になってきました。
 「どういう時にスイッチがONに入るかは、自分の言動によります。どうせならカラ元気でもいいから自分にスイッチを入れたら、大変なことから逃げなくなります。そして、数年後には必ず良くなります。」

 田口夫妻の「夫婦朝礼」の模様は、今年の2月18日のNHKテレビ「おはよう日本のニュース」で日本だけでなく、海外でも放送されました。
 「朝礼により明るい気持ちで一日のスタートが切れ、仕事も二人三脚でスムーズにいくようになりました。」

ms090528-3.jpg 最後に、参加者全員で肩を組み、「ワハハ」を合唱しながら笑顔で会場を行進しました。
 「笑う門には福がやってきます。バカバカしいことを真剣に取り組むと、バカバカしくなくなります。」

 田口氏からご自身の体験をもとにわかりやすい講和をいただき、参加者全員、どんな厳しい環境の中でも積極的な言動をしていけば、いい人生を送ることができると、改めて理解が深まったと思います。

文責 久万田 昌弘

 
ms090528-7.jpg モーニングセミナーの後、ホテル日航高知旭ロイヤルの22階にて、バイキングによる朝食会を開催しました(参加者総数9名)。
 田口氏を囲んで講和の内容の復習と雑談で盛り上がり、有意義な時間を過ごせました。
 ぜひともお時間の許す限り、朝食会にも参加していただき、倫友と交流を深めて下さい。色々なお話が聴けます。
 ありがとうございました。