講 師 笑いヨガ リーダー
長田恵理氏
テーマ 「実践 笑いヨガ」
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笑いヨガ(=ラフターヨガ)…百聞は一見(一動)に然り、と言わんばかりの「実践モーニングセミナー」でした。
最初は深呼吸から。目覚めたばかりの朝、新鮮な空気を取り込むと体中の細胞が目を覚ますような気持ちになり、体の中から活力がみなぎります。
小柄な長田さんの体から元気が発信され、その元気がこだまするように実践が進められます。
「その気」にさせるのもお手のもの。皆で身体を動かすことが苦手な様子の方も自然に躊躇なく、笑いヨガの世界に引き込まれていきます。
笑いヨガの基本要素は4つ。
1)笑いを誘う
2)手拍子とかけ声
3)深呼吸
4)子どものような無邪気な遊び心を思い出し、心を解放すること
後半は、子どもたちに今大人気の「妖怪ウォッチ・妖怪体操」!
身体を動かすことももちろんですが、実践開始時には照れ笑いだった方も自然に気持ちよく笑えるような成果を、少しの時間で実感できました。
笑いヨガの一番大切なことは「心から笑うこと」。
身体を動かし、リラックスすることにより「いい笑い」が生まれ、「いい空気」を体の中に取り入れることができる、そしてさらに身体を動かすことができ…この繰り返しが心身が伴う健康につながるということを学ばせていただきました。
どんなことでも緩急は必要。ゴム紐は伸ばしたままでは、すぐ傷みます。最後は会場をダウンライトにして長田さんが絵本を読んでくださりました。
静かなリラックスタイム。
倫理法人会「万人幸福の栞」に「疾病信号」という言葉があります。
肉体は心の容れ物であり、心のあらわれ。また、病気は一般に知られている原因の奥に、真の原因がある。それは心の不自然なゆがみや偏りが、自分の肉体に赤信号としてあらわれたものだ。朗らかな豊かなうるおいのある心は、病気を治癒するほどの力をもつ。
「笑いヨガ」は、まさにその「朗らかな豊かなうるおいのある心」を育てる活力を与える、老若男女問わず実践できるエクササイズ。
1995年にインドの医師が近所の公園でたった5人で始めたことが世界73カ国以上に伝染し、1万以上のクラブが定期的に活動されているそうです。
長田さん、倫理のスピリッツを身体から感じさせていただける清々しい朝をありがとうございました。