10月10日(木)のモーニングセミナーは、ホテル日航高知旭ロイヤルにて朝6:00より、株式会社 徳山ビルサービス代表取締役 宮本治郎氏(一般社団法人 倫理研究所 法人スーパーバイザー)より、『気づいたらすぐする』というテーマにてご自身の実体験を語っていただきました。
中越忠男会長挨拶の後、久万田高知県会長の会員スピーチがありました。「県会長拝命後倫理の合間に仕事をしている状態でありますが、常々生活の中で仕事8割、倫理2割を心がけてきているので、倫理に費やす時間が増えればその分仕事の時間も増やしています。目標達成に向け、鬼の久万田になる覚悟も出来ていますので、皆さん御協力よろしくお願いします。」
宮本法人SVの講和です。25歳で父親の経営する(株)徳山ビルサービスに入社、その10年後には代表取締役となりました。廃棄物収集処理、土木コンサル、農業等の事業を営み常に企業の継続、改革、地域貢献を念頭におかれているそうです。平成18年に周南倫理法人会の設立メンバーとして倫理法人会に入会後、平成22年には山口県会長に就任され、当時700社であった会員数を1000社に押し上げ、「鬼の宮本」と呼ばれたそうです。その当時のことを「本当に新しい若いメンバーが精力的に動いてくれ、目標達成が出来た、自分はただ笑顔で、祈っていただけでした。自分では鬼でなく、仏であったと思います。」と話されました。
倫理実践も行い、会社の業績も順調であったとき苦難が押し寄せます。交通事故、不祥事、赤字決算等、やはり好調時の心のゆるみ、テングになっていたと感じたそうです。
倫理研究所から「苦難がおこった時は普及に行きなさい。自分を捨てなさい、捨てれば入る。」と指導を受け、普及実践を行なった所、たくさんの受注につながり、事業は好転しました。また奥さんへの相談時に「会社が無くなっても、家が無くなってもついていきます。」と言って貰えたことに前を向けたそうです。
宮本氏は自身の今後の務めを、1.頼まれたことは受ける。2.次世代の人にチャンス(苦労)を作って共に取り組む。3.純粋倫理で自分を磨く。と定めています。朝4時には出社する宮本氏は毎日奥さんの寝顔に手を合わせ感謝の気持ちを伝えているそうです。
前夜の幹部研修から2日間に渡り、大変わかりやすく貴重なお話が聞け、機会がありましたら又是非高知に来ていただきたいと感じました。ありがとうございます。