モーニングセミナー

6月13日(木)山崎貞雄氏 「笑顔のあいさつと5Sで社風を磨く」

6月13日(木)のモーニングセミナーは、ホテル日航高知旭ロイヤルにて朝6:00より、(社)倫理研究所 20130613a.jpg山崎貞雄法人SVより『笑顔のあいさつと5Sで社風を磨く』と題して講和を行なっていただきました。

 まずは中越会長から、昨日の高知市倫理法人会倫理経営講演会の参加へのお礼がありました。また、新会員への誘い方について、一方的に誘うだけでは無理。自然な関係を築く事が大事。との話がありました。

 高知市中央倫理法人会の熊さんから会員スピーチをしていただきました。熊さんが倫理法人会に入会されたのが昨年の10月、高知市中央倫理法人会の上田委員長に仕事をあげるからおいでと誘われた事がきっかけとの事です。

 

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朝から歌を歌い、輪読をする等、怪しい雰囲気とは感じつつ倫理活動を続けられたとの事ですが、経営者の方、幹部の方が一生懸命に勉強されているのを見て、倫理はすごいと感じるようになったそうです。日々の営業中に、倫理法人会の仲間の会社が見えると、「自分も一生懸命に頑張らなければならない」と思われているようで、その事がつらい営業活動の励みになっているとの事でした。
 続いて山崎法人SVの講話です。山崎法人SVは、昭和18年生まれの70歳。倫理に入ったきっかけは、取引先の方から、訳も分からず、入れと言われて入会したそうです。入会3年は倫理を理解できないままであり、入会5年目になって日々の生活に定着し、少しずつ理解できるようになったとの事でした。

20130613c.jpgそれでは、本題のテーマにも入っている挨拶について、練習の時から挨拶はアイコンタクトを重視しているそうです。目を見て挨拶することにより、仕事ができていない時であれば、自身に引け目を感じるなど、相手の事ではなく、自分の心が分かるとの事でした。その挨拶は、練習の時から本番同様で行い、特に新人には徹底した形で練習してもらうようです。形から入った挨拶が本物になり、社内に定着するに従って、女性同士の揉め事が減り、だらけた若者も次第に変わり、社内の雰囲気は一変したとの事でした。
 つづいて、5Sについて、まず必要な物、必要でないものを分け、必要な物は所定の場所を決める。不要な物は捨てる。不要な物を置いていても、意味はないとの事でした。清掃については、清掃は自分の心磨き、人間はいつも見ている物に似てくるので、綺麗な環境であれば清らかになる。清掃の効果は、それだけではなく、会社の周りを掃除していると近所の人が挨拶をしてくれる。地元のミニコミ誌にも掲載され、社員も気持ちが良くなる。といい事ばかりのようです。挨拶も清掃も、人を喜ばせる極めつけでないかと感じており、病気、仕事、家庭での人生苦は、わがままが原因。そのわがままを取るには、自分が汗をかいて相手を喜ばせる。相手を喜ばせることは大変難しいが、その効果は大きいとの事でした。
 

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活力朝礼について、朝礼は教育の場と考え、地位、職歴等も関係無く、全員が管理者になって、朝礼を行うそうです。以前の朝礼は、管理者と従業員を区別しており、その時の朝礼は誰も話を聞いていないとの感想があったようです。その事が原因で現在の形となり、以前の頭数さえいればいいと思っていた社員のことが、今では社員が財産と思えるような会社になったとの事です。

 

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最後に倫理法人会を含め、いろいろな異業種会や法人会等で役をいただく事について、「役をもらう事はいい事。限られた時間の中でのやりくりを覚える。但し、仕事の手を抜いてはダメ。いい事をしても、仕事が不十分であれば、悪い評価を受ける。」とのお話されていました。

(文責:濱田洋光)