4月25日(木)のモーニングセミナーは、ホテル日航高知旭ロイヤルにて朝6:00より、高知市議会議員 竹村邦夫氏(高知市倫理法人会 研修委員)より『心の借金』と題して講和を行なっていただきました。
まずは中越会長から「24日の大雨の中、営業のため安田町から馬路村への車での移動中、危なく土砂崩れに巻き込まれるところでした。いくら仕事のためとはいえ、大雨の中、向かってはいけない場所へ向かった事は反省すべきであり、いい教訓になった。」との挨拶がありました。
続いて竹村氏の講話です。竹村氏は、ホテルマンでいたこともあり、一対一での対話は得意ですが、講話については苦手とのお話がありました。
まず、講話のタイトルの「心の借金」について、選挙に出る時、また出た後に「心の借金」について感じたとの事でした。感じた内容とは、おばあちゃん、おじいちゃんを始め、色々な方々から応援、力をいただき、当選することができた。その応援、力、1票の重みを強く感じ、何かの形で返さなければならない。そういった思いが「心の借金」という言葉の意味との事でした。
さて、ホテルマンであった竹村氏がどうして市議会選挙に挑戦することになった理由について、ホテルマンとしての仕事は順調であり、このまま勤務すれば総支配人となる予定であった。そんな中、娘二人が同時期に嫁ぎ、ほどなくして孫が生まれた。
「これからの高知市の為に観光客を呼びたい。」
との純粋できれいな心で市議会選挙に手を上げたとの事でした。
それから選挙活動を行いますが、その選挙活動で一番辛かったことは、選挙での挨拶廻りをすると、今まで仲間と思っていた人間からでさえ、冷たい目で見られる事があったようです。2期目となった現在では、そういった人間は少しずつ減り、反対に竹村は頑張っていると評価していただくことも増えてくるようになり、「心の借金」をお返しできているという実感を得る事が出来てきたようです。
選挙活動をするたびに増える「心の借金」。借金すればする程にお返しができる「心の借金」は、とても心地良い借金だともおっしゃっていました。
竹村氏から選挙出馬の裏話を聞かせていただきました。
しかしながら、当初から退職するつもりでもあり、また、休職扱いとなると気持ちが弱くなるとの思いから、その申し出を断ったとの事でした。
最後に竹村氏から、キャッチフレーズにもなっている「困ったときは竹村を呼べ」との言葉をいただき、講話を締めていただきました。
苦手と言われていた講話でしたが、周囲を惹きつける話術であっという間に時間が過ぎ、大変内容の詰まった講話で大変勉強になりました。有難うございました。