3月21日(木)のモーニングセミナーは、ホテル日航高知旭ロイヤルにて朝6:00より、高知県青年農業士 尾原由章氏(土佐あき青壮年部土居地区部長)より、『農業(施設園芸)の現状とこの先』をテーマに講話をいただきました(出席者総数22名)。
まずは、中越会長より、
「暑さ、寒さも彼岸までと言われています。
年度替わりのこの時期、忙しい中でもモーニングセミナーに参加することで気持ちを切り替えて、今日も元気に頑張りましょう。」
年度替わりのこの時期、忙しい中でもモーニングセミナーに参加することで気持ちを切り替えて、今日も元気に頑張りましょう。」
と力強く挨拶されました。
次に、弘田哲也氏(高知西倫理法人会 専任幹事)による会員スピーチです。
「今日、初めてモーニングセミナーに参加された方もいるようですが、私も初めて参加したときは、とにかくびっくりしました。
元気の良い挨拶、返事、さらに歌まで歌って、正直言うと”やばい”と思いました。
しかし、朝起きを継続することで、色々な気づきを得るようになり、倫理と出会って本当によかったです。」
元気の良い挨拶、返事、さらに歌まで歌って、正直言うと”やばい”と思いました。
しかし、朝起きを継続することで、色々な気づきを得るようになり、倫理と出会って本当によかったです。」
そして、本日の講師である尾原由章氏の登場です。
26歳で実家の農業に入り就農9年目。経営を引き継いで4年目となっています。
高知県知事が認定した「青年農業士」は、農業の近代化をはかり、個別経営として自立するとともに、地域農業の先導的役割を果たす役目があります。
常に試行錯誤しながら、近代的農業技術、経営管理能力を高めている尾原氏は、次代を担う農業青年の中心的な存在となっています。
「ピーマンは冬場にいかに採れるかにかかっています。またハウスで作るナスは、夏に種まき、植え付けを行い、秋から6月にかけて収穫しています。」
「労働時間をいかに減らせるかがこれからの課題です。また、害虫を駆除するために農薬を使うことがありますが、自然界にいる天敵昆虫を使うことで農薬を使う回数は減っています。」
「国からも補助をいただき、エコシステム栽培を取り入れています。また、高知県とハウス規模が高知県の10倍以上のオランダとが提携しているので、データを使った勉強会等で、情報交換を通じて技術向上に励んでいます。少しでも出来ることから始めています。」
最後に、「出来ることから始めて、オランダの半分の収穫量を目指しています。3年後、5年後の具体的な目標収穫量を決めて、攻める農業で収益を上げ、5年後には法人化にしたいと思っています。これからも努力していきます。」と力強く語っていただきました。
尾原氏の今後の益々のご活躍を祈念いたします。
モーニングセミナーの後、会場内で尾原氏を囲み、おいしいパンとコーヒーで朝食会を開催しました。
早朝よりご参加頂きました皆様、本当にありがとうございました。
文責 久万田 昌弘