6月7日(木)のモーニングセミナーは、ホテル日航高知旭ロイヤルにて朝6:00より、株式会社紙資源 代表取締役 大津正和氏(福岡県倫理法人会相談役 法人スーパーバイザー)より、『活力朝礼で売上アップ』をテーマにご自身の実体験を赤裸々に語っていただきました(出席者総数18名)。
まずは、中越会長より、「梅雨に入り、自然界の樹木にとって一番良い季節となりました。私達も恵みの雨をそのまま受入れましょう。今日も早朝からの出逢いを大切に頑張ります。」と力強く挨拶され、引き続きBGM高知株式会社 取締役社長 西山明邦氏に役員の辞令を交付しました。
次に、土佐肥料販売株式会社 取締役営業部長 井上晴夫氏の会員スピーチを頂きました。
「入会のきっかけは、何とかして自分を変えなければと思っている時に、タイミング良く東村英幸さんからお誘いがありました。今まで会社では朝礼を行っていましたが、バイブルとなるものがありませんでした。職場の教養で朝礼をすることで、今一度原点に戻ってやっていこうという気持ちになりました。まず、自分自身を変えることで、社員も少しずつ変わっています。一日一日、一歩ずつ前進していきます。」と立派に挨拶されました。
そして、本日の講師である大津正和氏の登場です。
「福岡県の田舎で貧しい家庭の10人兄弟の8番目として生まれ、幼いころから卵を売って生活の糧を得るという日常生活の中で、商売の基本に触れ、この頃から自分で商売をしたいという思いを胸に秘めていました。」
高校卒業後、父親が創業した会社に入社し、昭和47年には結婚されましたが、翌年の昭和48年、大津氏は4トントラックを運転中、乗用車と正面衝突という大事故があり、大苦難に遭遇されたそうです。
「夫婦で難関心苦を乗り越え、昭和56年には、福岡市で念願であったペーパーリサイクルの現会社を創業することができました。創業後も苦難は絶えませんでしたが、そんな時に、倫理という道標に出逢いました。」
平成13年に入会後、福岡市東倫理法人会設立に携わり、初代会長を拝命されたそうです。
その後、平成17年には、福岡県倫理法人会の幹事長を拝命、さらに平成18年から3年間、福岡県倫理法人会の会長をされています。
会長の任期中には、福岡県を24単会にして、会員企業3,000社を達成されました。
「いろいろな役をいただくことで、忙しいので早く仕事を片付けます。限られた時間の使い方が上手になりました。」
「平成20年9月には、2,500坪の新社屋が完成し、平成23年11月には創立30周年を迎え、社員も100名となりました。」
「現在、会社では活力朝礼を行っています。少しずつ社員の意識が変わり、毎日気持ちの良い挨拶ができるようになりました。お客様がお越しになったときには、全員が起立していらっしゃいませをいう会社になりました。」
最後に、「福岡県は、今年度会員企業4,000社を目指しています。私自身まだまだ学びの日々ですが、私が倫理で体験したことを一人でも多くの方に聞いていただき、倫理を知らない方々へ少しでも興味を持っていただければ幸いです。」と力強く語っていただきました。
大津氏のますますのご活躍を期待しています。
モーニングセミナーの後、ホテル日航高知旭ロイヤルの22階にて、大津氏を囲んで朝食会を開催しました。
早朝よりご参加頂きました皆様、本当にありがとうございました。
(文責 久万田 昌弘)