5月31日(木)のモーニングセミナーは、ホテル日航高知旭ロイヤルにて朝6:00より開催されました。今回は、『万人幸福の栞』の第7条”疾病信号”(肉体は精神の象徴 病気は生活の赤信号)について、参加会員による体験発表が行われました。
まずは、中越会長の挨拶。「景気が悪いといわれるが、いまこそチャンスの時機。倫理の実践として、丁寧な文字を書くことを心がけると、セールスの成績がトップになった。元気にやろうとする倫友を増やしていきたい」と語って頂きました。
■体験発表:東村英幸MS委員長(清和アグリス株式会社)
東村氏は、これまで大病はないですが、ややメタボ気味だそうで、仕事等でストレスが溜まりで、ストレスコントロールがうまくできないそうです。あるとき体に発疹ができ、病院で調べてみるとヘルペスと診断されました。『万人幸福の栞』にも「病気の根本は心の暗影」とあるので、無理な生活をあらため、体をいたわっていきたい、と仰っていました。そして、毎週木曜日にモーニングセミナー(以下、MS)に参加すると、週末にかけて元気になるものの週初めはあまり仕事がはかどらなくなるそうで、「月曜日にも家庭倫理の会に参加し、一週間を通じて頑張っていきたい」と、お話し頂きました。
■体験発表:濱口久男MS副委員長(株式会社大幸水産)
濱口氏は、もともと持病を持っておられ病院にも通ってるそうですが、病気の原因のひとつであるお酒をなかなかやめることができない、という悩みをかかえています。先日のMSの成岡道子相談役の講和の中で、同じ病気を患っていた成岡氏が「この病気における倫理の実践は、我慢すること」との話を聴いて、自分にもあてはまると感じたそうです。「このことを忘れず実践していきたい」とお話し頂きました。
■体験発表:久万田昌弘副会長(久万田社会保険労務士事務所)
久万田氏は、以前から夜9時就寝、朝3時起床の生活を続けられてますが、最近は仕事の都合で朝2時に起きていて、だんだんと身体に負担がかかってきてるとの事。しかし、MSの会場にはいると、気持ちが引き締まり身体もピリッとするそうです。
氏の会社に、1年前に4人目の新入社員が入りました。半年ほど様子をみていましたが、あまり態度や発言に元気がなかったそうです。久万田氏は、稲森和夫氏による松下幸之助氏の「ダム式経営」のエピソードから、心に思うことの重要性を感じ取り、「思いは、現れる」と考えています。そして、その元気のない社員に対して「思いを持って積極的に働かないといけない」と指導しました。それ以来、その社員の表情が明るくなったそうです。「これからも職員とともに元気よく、気持ちが前向きになるように、思いを持って頑張っていきたい」とお話し頂きました。
■体験発表:弘瀬信行氏(『床屋』さん)
弘瀬氏は、12年前の23歳の時に独立されました。当時は、世間の事がわからず社員教育にも悩みました。そんなとき『職場の教養』と出会い、やがてMSに参加されたそうです。氏は、これまで大病を患ったことがなく、社員が病気をしたときには、けしからん、と思いがちでした。しかしだんだんと「治るまでゆっくり休んで」という風に考え方を変えていきました。すると相手の行動も変わってきたそうです。
氏の座右の銘はお婆様からの言葉である「人間万事塞翁が馬」。良い出来事や悪い出来事は本当にそれが良いか悪いかはわからない。「何かが起こると、何か気付きを得ることができる」とお話し頂きました。
■体験発表:真鍋由子氏(有限会社福辰)
真鍋氏は、これまで大病こそありませんが、骨折などで右手が上がらなくなった経験を持っています。そんな中で、「あることが起こると気付きが得られ、それを受け止めて実践を行うと何かが変わる」ということがわかったそうです。
氏は、家庭倫理の会にも参加されていて「倫理は自分の人生を浄化するためにやっている。浄化するためには実践しかない」ということを学びました。
氏には病気を患っているお義父様がいらっしゃいますが、病気でも気持ちを強く持って生きようとする姿をみて「見習わないといけない」とお話し頂きました。
本日は抽選による会員スピーチであり、準備なくお話しいただきましたが、大変おもしろく勉強になるお話でした。皆様の多くの体験や気付きを聴いて、倫理の教えはいろんな場面に活かされていることを強く感じました。皆様ありがとうございます。
(文責 中宏文)