1月19日の第417回経営者モーニングセミナーは、高松祐子法人スーパーバイザーより、「感謝が幸福を呼ぶ」というテーマで講演をして頂きました。
まず「企業運営」と「恩意識」について、次のようなお話を頂きました。
企業の運営は、利潤をもたらすものであり、『恩と愛の心』がなくては、経営は成り立ちません。しかし、今の世の中はつながり意識が欠如してきており、互いにほめたり、認めたりすることが少なくなってきています。例えば、「社員は働いて当たり前」という考え方から、「働いて頂きありがたい」という風に、意識を転換させる必要があります。
次に「家族」のお話しをして頂きました。氏は、この6年間、一つの事を実践されているそうです。それは、おふろのなかで、両親・ご主人・子供達・自分自身に感謝の気持ちを声に出す、という実践です。
全ての人は、『全一統体の原理』が作用しており、いかされて支えられて生きている、という事を忘れてはいけない、と心がけているそうです。
高松氏は、年に一度、少年院に慰問に行っており、その経験から次のように語っています。子供達が万引きなどの犯罪を犯すのは、親へのSOSであり、深い悲しみを生き抜いている、と。「親は、無償の愛で子を育て、子は、親の心を思い出す。そうすれば幸せにつながる。」と、話されました。
様々な体験を経て、話される言葉に、重みを感じました。ありがとうございます。
(文責:中 宏文)