10月13日の第405回経営者モーニングセミナーは、高松祐子法人スーパーバイザーより、「言葉の大切さ~言葉は生きている~」というテーマで講演していただきました。
(15社15名参加)
◆会長挨拶
中越会長の会長挨拶では、集まった仲間で泣き言を言っても仕方がない、みんなで売り上げを倍にしていこうやという激励を頂きました。
◆会員スピーチ
門田尚子女性委員長の会員スピーチでは、倫理と出会って約4年。
「今日一日いいことがいっぱいありますように」という成岡元会長の言葉を毎週心地よく聞き、仕事に送り出してもらっていました、とお話しされました。
そして、倫理を学んでからは何が起きても前向きに受け止めることができるようになりました、ということでした。
◆講話
本日の講話者である高松氏は長野県の諏訪で生まれ育ったということです。
倫理を学んでいた母は、夜中1時過ぎまで働き、朝の5時には家を出ていたとのこと。
どうしてそこまでして倫理を学ぶのかわからなかったけれど、母がしてくれる倫理の話は大好きだったとのことです。
今は、娘も家庭倫理でお役を頂き頑張っているということですが、小中学生の孫にも今から倫理に触れて欲しいと願い参加させているそうです。
結婚し、2人の母を持ってから目標と目的を持つことを教わったということでした。
そして、言葉は生き物ですよとも。
優しさやぬくもりのある言葉は周囲にプラスの影響を与えていく、口癖までもが人生を変えるということを学んだということです。
言葉を変えると心が変わり、心が変わるとその人の行動が変わり習慣までも変えていく。
そして人格も変われば、人生さえも変わっていくということです。
まさに言葉の大切さということです。
万人幸福の栞94ページに、
「小さい事に末を乱す人は、大切な事に終りを全うしない。
その極は悲惨な死様をすることにさえなるのである。
昔の人は死を重んじ、りっぱな死に方をしたいと念じた。
正しく生きた人でないと、美しい死に方はできぬ。
見事な死にようをした人は、見事な一生を貫いた人である。」
とあります。
高松氏の2人の母は、倒れてから、9時間、1時間の後にこの世を去ったそうです。
まさにりっぱな死に方をしたということでしょう。
今までの人生の中でいろいろと苦労を重ねてきた高松氏ですが、倫理を学んできた中で今の自分があるのは、3つの言葉があるからということでした。
中でも強く印象に残ったのが、「笑顔施(えがんせ)」という言葉でした。
経営者の妻は夫に、社員に周りのみんなに笑顔を施す。
女性はすべてを生み出だすものだから、幸せになりたいと思っている間は幸せにはなれない。
自分が笑顔を周りに施していくことで周りも笑顔になっていくんですよ、ということでした。
自ら幸せになるために言葉を発し笑顔を施すことの大切さ。
そして何より、それを実践することを倫理では学んでいます。
今の高松さんの強さはまさに内面から生み出だされているものなんだなと強く感じた講話でした。
(文責 片岡淳)