9月29日のモーニングセミナーは、中宏文建築設計事務所 代表中宏文(広報委員長)氏により、「販路開拓と普及拡大」と題してお話しいただきました。
会長挨拶
中越会長は就任して一ヶ月。残り35ヶ月を大事にし、この会場を埋めつくせるモーニングセミナーになることを期待しています、とご挨拶をいただきました。
中宏文建築設計事務所代表中宏文さん
昭和42生まれ。大学を卒業後、設計会社に勤務。人生での回り道をしようと意識して 7年目に退社し佐川急便へ。「大声でしゃべる人に対して何も言えない」という性格だったのに、佐川急便でファイティングスピリッツが芽生えたそうです。たまたま帰省していた折に、債権譲渡に関するトラブルに巻き込まれるも、法律を必至に学び、無事解決したことで、司法試験を目指す。しかし7年間挑戦するも、お母さんのことを考え、止む無く就職を決意し建築会社に就職。 その後、パソコンの職業訓練を受ける傍ら、木造の設計施工まで学んだ経験を活かし、 CADとバリアーフリーの指導もしていたそうです。営業を学ぶセミナーにも積極的に参加するなかで、知り合った建築家と設計事務所を手伝いながら、独立をはたされました。
中さんの経営に関する心構えは、「みのもんた」氏に学んだ「 暑い・寒い・疲れた・忙しい、を言わない」という積極的心構え。そして、経営の神様である「松下幸之助」の世界観に学び、「道徳は実利に結びつく」 という幸之助氏の言葉を信じ、「天地自然の理法に従った正しい事業をすれば事業は発展するのだから、天地自然の理法に従った正しい普及をすると倫理法人会は発展します。そこで顧客の絞りこみと顧客の本質的ニーズを探ることで、その見込み客にあった普及が可能となります。普及も仕事も同じで、倫理でやっていることは仕事もやっているし、倫理でやっていないことは仕事でもやっていないでしょう。だから普及が仕事にも結びつくと信じて、今期の普及拡大に取り組みましょう。普及をして倫理の会社ばかりになること、そして「毎晩 、だれもが全員、しあわせになって欲しいと願う」ことで、「人間関係には全く敵なし」だそうです。
倫理法人会との出会いは、福島さんから「 実行によって直ちにその正しさが・・・」というフレーズを聴いたことがキッカケとのことです。他の単会とは違う「変わったことをしない ・伝統を守る」高知市倫理法人会が好きだとおっしゃっていただきました。
素晴らしいですね。まだまだ聴き足りない部分は次回の講話に期待したいと思います。
ありがとうございました。
(文責 藤田和彦)