7月28日 394回 モーニングセミナーは中野順介(久留米市倫理法人会 相談役)氏にお越しいただき、「実践 実践また実践 ~三・SUN・燦~」と題してお話しいただきました。
会長あいさつ
8月で任期満了の久万田昌弘会長。締めくくりの月です。「職場の教養で職場が変わった」「感想を述べることで社員がかわった」という企業も多くあります。自ら高め合う勉強会として1人一社の仲間づくりにご協力ください。
講話
中野先生は、八人兄弟の末っ子としてうまれ、中野家の養子となったそうです。体を動かすのは苦にならず、高校三年生のときに「通学の費用くらいは自分で稼げ」といわれて 海産物の卸売の事業をはじめ、家業の鉄工所やお母さんの経営する旅館も手伝うなど、商売の才覚はこの頃からあったそうです。
先輩に誘われてはじめた不動産業も普通でない不動産業とおして、人と違う方法で儲けていったそうです。しかし、人を手玉に取っていたご自身が騙されてしまいました。事業者が銀行からの融資を受けられなくなり、中村氏がグループホームの事業に取り組まざる終えなうなったのです。奥様には「介護の事業はいい仕事だけどあたなは失敗する」と反対されたのですが、内緒ではじめたそうです。でもやっぱり、従業員に悩まされ、対人関係にも悩み社員従業員大切さを知らされたのだそうです。
その時たまたま入会していた倫理法人会の会員から「あなたには心の経営が必要だ」と言われたそうです。倫理法人会では社員教育をしてくれるのでとてもありがたかった。朝礼研修も受け、自社に取り入れ、職場の教養も知り、社員が「いいここと書いている」と言いはじめ、次第に社員との人間関係が良くなったそうです。朝礼コンテストに出たことも良い方向に変わって行ったきっかけだったそうです。
トイレ掃除もはじめ、一所懸命良いと思う事を取り入れて行ったそうです。今では、その朝礼の無料指導をしながら普及しているそうです。
「今世の中には、倫理法人会を待っている人がいます。訪問しないと入会してくれません。中途半端は不親切です。迷ったときには、入会を押すことです。「また来ます」では入会してくれることはないでしょう。相手に対して、もっとよくなってもらいたいという思いで普及しましょう。」と元気付けていただきました。
中野先生、ありがとうございました。
(文責 藤田和彦)