2月24日(木)第374回 経営者モーニングセミナーは、「倫理と出合って笑顔のリーダーに」と題しまして、有限会社なのはなプラン http://www.nanohanaplan.co.jp/
代表取締役 橋田信子(高知県倫理法人会女性委員長)様にお話を頂きました。
家族のこと、会社のこと、友人のことを気づかされ、新たな旅立ちとなったのが、富士高原研修所での経験だったそうです。
中土佐町久礼のご出身で、小学生の時両親が離婚。母親が3人の子どもを育ててくれたそうです。看護学生として、昼間は看護士の勉強、早朝と帰ってからは病院の手伝いと、貧しくご苦労されました。そして、卒業後は看護師として働きながら結婚し子どもさんにも恵まれました。あるとき、ご自分のミスでご自身が病気に感染してしまい入院することになってしまいました。その時、患者さんは看護師に対して「安心感を求めているんだ」ということにに気付かされたそうです。
平成12年に「なのはなプラン」を3人で立ち上げました。社名の由来は、菜の花がいいにおいで、春が来たなと勇気づけてくれるし、実をつけて油もとれる。地域になくてはならない菜の花のような存在になりたいと名づけたそうです。
平成19年に代表取締役となり法人会に入会。でもその頃はまだ、グチ、不平不満を口に出していたためでしょうか、それが身体にも溜まりに溜まって、病気になってしまい、またも入院されたそうです。
職場でも課題が多く、職員が事故を起したりしても、いつも相手の責任ばかりを考えるためか、職員の定着も悪く、なかなか、募集しても職員が集まらない時期もあったそうです。
しかし、平成20年に富士研修所にて、大切な人への手紙を書くことで自分自身が大きく変わったそうです。そして、『出会う人には笑顔で声をかける。感情で発言しない』と決意を誓ったそうです。
以来、職場では朝礼をはじめ、初心に返って職員にも接するようになったことで、事業も大きく好転したそうです。
今後は、「なのはな」ブランドを示して、職員が誇りを持って働けるように地域社会に根ざしてがんばりたい、と結んでいただきました。
いつも笑顔で挨拶の橋田社長。お元気で益々のご活躍を期待しております。ありがとうございました。
「暗いところには虫も寄ってきません」。私たちも、いつも純粋(スナオ)な気持ちで、明朗で喜んで仕事に取り組んでまいりましょう。
(文責 藤田和彦)