2月17日(木)第373回 経営者モーニングセミナーは、昨日の倫理経営講演会に引き続き、お二人の講師にお話をいただきました。
株式会社九州建産 相談役 太田英男氏により「継続は力なり」と題してお話いただきました。
「モーニングセミナーに参加すれば必ず感じるものがある。それをつかんで欲しい。
人間は毎日同じことを繰り返している。習慣という無意識の中で行動している。意識して 何かしようと自分を変えないと変わらない」とのメッセージでした。
確かに、靴下を左右どちらから履くか、など意識せずに行動している私たちの習慣行動を例にとってお話いただき、自分(習慣)を変えようとするなら、意識して何か目的をもった行動に取組む(実践)が必要でしょう。
葬祭業を営む丸淳一氏の例話を引用され、丸氏は自分との20の約束を決め、毎日その結果を克明に記録に残し、従業員にも見えるようにして実践をされたそうです。出来ないこともあったようです。
こうした、行動と実績で示すことで、だれからも信頼されるようになるのだと確信いたしました。
最後に何をするにも目標を持っていないと手段も道具も選択できないため、努力のしようもない。「目標なくして努力なし」と結んでいただきました。
お二人目として社団法人倫理研究所 理事 内田文朗氏には「直観力を磨け」と題して御講話頂きました。
太田様の講話に出てきた丸淳一氏のお話を受けて、月収500万という目標のために事業を興した丸氏の、その目的は家族を喜ばせたいということだったそうです。達成するのが目標であり、追い求めるものが目的といえるかもしれません。
丸氏を変えたのは、発想の転換。営業をしにくい葬祭業において出来る営業とはどんなものか。
小さなチャンスをつかむ練習をしていないと、大きなチャンスはつかめません。そのために、気づいたらすぐするという練習をすること。そうすることで、自然に直観力が増し、表面的なことに惑わされることなく、本筋をつかむことが出来るのだそうです。
気づいたらすぐする、目が覚めたらすぐ起きる、そうした実践で、もともと私たちを応援してくれる自然を味方につけて、直観力を持って課題を乗り切ってください、と励ましのおことばを頂きました。
もっともっとゆっくりと時間をとって、いろんなお話をお聴きしたいと思ったのは私だけではなかったと思います。
前夜に引き続き本当にありがとうございました。
今年度の仲間作りの目標をもう一度見据え、目標達成に向け倫友を増やして行きましょう。
お二人のお話に出てきた、丸淳一氏の講演が、ネットで視聴できます。ほかにもあるかもしれませんが、以下のサイトを参考にしてみてください。
http://www.oceantv.jp/2ch/060410.html
(文責 藤田和彦)