8月12日 351回経営者モーニングセミナー(参加者17社23名)
DVD研修を急きょ変更し、テーマ 「高知市立養護学校の目指すもの」と題しまして、高知市立養護学校 西岡ゆき子校長、進路担当の鍋島禎子先生ほか2名の先生にお越しいただきました。
高知市立養護学校は昭和38年に設立され、現在児童生徒数124名、教員86名。一人ひとりの個性にあった教育に心がけ、生活に必要な基礎知識や生活習慣を身につけ、子どもたちが将来自立していけることを目指しています。また、通学できない子どもたちのために、家庭に訪問して自立支援も行っています。
自分で通学することも教育の一環であり、学校では農作業や木工、縫製の作業も行っており、市場での商品として通用するものを製造できるように努力しているとのことでした。
大きなイベントとして、7月の夏祭り、2月の学習発表会、そして卒業生一人ひとりが主役となる卒業式。こうした教育の中で、少しずつ大人に近づいていくのです。
中でも、高等部の生徒たちの現場実習は、生徒自身が自分の実力を知り、足りないものやできることを自覚する機会となります。
これまで、高知市倫理法人会の会員である、すまいる弁当さんでは、食堂の補助作業。白土建築工房さんでは清掃や木工作業など、この現場実習生を受け容れていただいております。ありがとうございます。
人から必要とされ、人のために役立ち、認められ、愛されることが、どれだけ人間の生きる喜びとなることでしょう。今、障害のある生徒たちが、力を発揮できる職場を求めており、倫理法人会としても、地球倫理の実践として、できる限り協力してまいりましょう。
実習受け入れについては、高知市立養護学校 鍋島先生(電話088-843-0579)あてにご連絡お願いします。ありがとうございました。
本日のモーニングセミナー役割分担は以下の方々でした。ありがとうございました。
司会進行 福島 元幸 MS委員長
朝のあいさつ 今橋 幸男 MS副委員長
会長あいさつ 久万田昌弘 会長
事務連絡 小笠原泰英 事務長
誓いのことば 東村 英幸 研修副委員長
(文責 藤田和彦)