経営者の集い

6月16日(水) 土肥惇造氏 「私を変えた3度のカルチャーショック」

20100616a.jpg 6月16日(水)の経営者の集いは、高知商工会館にて18:30より、ドヒハウス株式会社 代表取締役会長 土肥惇造氏(広島県呉市倫理法人会 相談役)に「私を変えた3度のカルチャーショック」というテーマで体験発表をして頂きました。

 土肥氏は、広島県呉市にて住宅、マンション、介護施設などの総合建築会社を経営されています。昨今の建設不況の中、今年創業105年を迎えるドヒハウス株式会社は今や広島県ではトップクラスのハウスメーカーとなっております。

 土肥氏は、現在まで3回、運命の岐路と言えるほどのカルチャーショックを受けています。

 「1回目は、中村公隆先生にお会いしたことです。中村公隆先生から、とにかく何でも続けることの大切さを教えていただきました。」

 中村公隆先生は、加行を始めた頃から、朝三時半に起きて井戸水を汲んでかぶる。寒い冬でも「今は一生に一遍しかない、一生に一遍水をかぶる」と自分に言い聞かせて水をかぶり、そして拝む。この日課は五十年以上続いておられるそうです。

 「2回目は、父が他界した年に青年会議所(JC)に入会し、LIA(リーダーシップ・イン・アクション=Leadership in Action)の講座に参加し、成功の哲学を学んだことがきっかけでした。」
 ”万人幸福の栞”第15条の「信成万事」にも書かれていますが、まず願望を持ち、信念をつけること、信念をねりかため、ねりあげることで、きっと出来るぞ、きっとやるぞ、と動かぬ信念がその事を成功へと導きます。

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 「3回目は、中小企業家同友会の経営計画策定セミナーに参加したことです。」
 上昇している時でも、必ず停滞する時期、いわゆる壁に当たります。しかし、そこで諦めたら下がっていきます。本当に困った時に、一生懸命に努力していれば必ず変化が起こり、解決の兆しが見えてくることを体験したそうです。

 最後に「倫理法人会に入会して、会長もさせていただきました。会長をすることで、大事なことはすぐ決める、捨てる覚悟を決めたら新しいものが生まれることを経験しました。会長はぜひとも進んでやるべきです。」と、力強いお言葉をいただきました。

 講演の後は、野田氏を囲んで懇親会を開催しました。
 遠路はるばる広島県よりお越しいただき、本当にありがとうございました。

文責 久万田 昌弘