3月18日 第333回 経営者モーニングセミナー
本日のモーニングセミナー講師は、株式会社中西工藝 代表取締役、中西通夫(京都府倫理法人会会長)さんに「子育ては親育て自分育て」というテーマで御講話を頂きました。
株式会社中西工藝様の ホームページ はこちらです。
http://www.myfavorite.bz/nakanishikougei/
高校時代は野球部として甲子園に行ったこともある中西さんは現在4人の息子を持つ父親であり、講演を行うときでも奥さんを連れてくるのほどの愛妻家でもあります。そんな中西さんは、子育てを通して気付いたことがあるとおっしゃいます。
それは子供に対する薫陶が、実は自分に対して向けられているものであった、ということです。現在中西さんの長男、次男さんは成人しており、三男、四男は大学、高校へと進学する時期だそうです。
就職、転職、受験、寮生活、クラブ活動など様々な事柄について悩む子供達と、中西さんは会話をしていきます。「今の会社をやめたい」「これ以上野球を続けられない」「部員がいない」「実はいじめにあっていた」。そんな子供達に檄を飛ばすときに、中西さんは自分に問いかけるのだそうです。「本気でやれといっているが、自分にとっての本気は何だろうか」「最後まで野球をつづけろというのは、ずっとマネージャー部員であった自分を越えて欲しいからではないか」。
『子供は親の心を実演する名優である』とは正にこのことなのではないでしょうか。子供を育て、彼らとのふれあいを通して自分に気付いていく。これを中西さんは身をもって体験されたのだと思います。
長男から諭されたり、自分が発した言葉を見つめていきながら自分を育てている中西さん。親も子も共に成長していくというのは、実に理想的な関係であると言えます。そのためには、親が子供に対して真摯な態度で付き合っていくということが肝要ではないでしょうか。これからも子育てを通して、新たな自分を発見してもらいたいですね!中西さん、昨日に引き続き、本日も有意義な時間をありがとうございました!!
今回も前回に続いて、4月から社会人となる藤田恭平(東海澱粉株式会社に就職内定)さんに、感想を交えてまとめていただきました。ありがとうございました。
次回のモーニングセミナーは「万人幸福の栞」DVD勉強会です。多くの皆様のご出席をお待ちしています。
文責 藤田 和彦