さて、本日(6月18日)のモーニングセミナーは「小さなことから会社は変わる」をテーマに高知県倫理法人会会長西森義信(株式会社健商代表取締役:経営インストラクター)様に講演いただきました。(参加者18社22名)
仕事に取り組む姿勢として、いつも倫理という定規を基にして、倫理にあっているか否かをいつも考えておられるそうです。倫理で会長職にあるときに会社が傾いては大変ですからね(笑)と・・。
本日は、西森会長の日々の実践の一旦をお聞かせいただきました。
いつも「ありがとう(有難い)」感謝の気持ちを持ち続けたいけれど、持ち続けることこそが有り難いのですね。だからお金を頂くお客様だけでなく、会社にいらっしゃる全ての方にありがとうございますと感謝を伝えるのだそうです。でも伝わるか否かはその人の心持次第です。
西森会長といえば、モノを大切にすることと、トイレそうじと、両親への毎日はがきが有名ですね。
今、履いている19年目の靴。底は何度も張り替えたそうですが、大事に使うと長持ちしますね。その前の靴も20年以上。
(この文章を書きながら、ちょっと手を止めて私も自分の靴にブラシをかけてきました。今日一日お疲れさまという、感謝の気持ちがわいてきますね。)
素手でのトイレ掃除は、黄ばみも素手で2,3ヶ月がかりで少しずつ色が薄くなってくるそうです。手の爪もこすれて伸びないこともしばしばだそうです。このトイレ掃除も使っている人のことを思い、自分の心を掃除しているつもりで取り組まれています。
ご両親への毎日のはがきは今も続いているそうです。はがきのことは知らないアメリカ在学中の息子さんから、「お父さんお母さん」という便りがとどくようになり、「おかげさまで」という言葉も出るようになり、はがきの実践が子どもさんの変化につながったのかも・・と嬉しそうにお話いただきました。
そして、もう一つの勇気が必要となるのが、奥様(京子さん)を名前で呼ぶと言う実践です。ふすま越しから始た実践により、奥様の態度も変化し、これまでなら相談もなかったようなことを相談してくれるようになったりと、大きな変化があったようです。
声に出して相手に伝え実行すると、自分の人格も変わって運命も変化し始めるようです。
日々変わらぬ努力の積重ねが大事になります。倫理を疑ってもいいから先ず実践してみてください、と締めくくっていただきました。
私、仕事で本日株式会社健商様を訪問いたしました。従業員の方々に笑顔で「いらっしゃいませ」と迎えていただき、とてもいい気持ちでした。奥様の京子様とのお話の中で、西森会長が倫理を初めてからの変化もお聞かせいただきました。やっぱり、勇気をもって小さな実践を継続している西森会長。さすがですね!!
文責 藤田 和彦