モーニングセミナー

3月12日(木) 松本真志 副方面長 「明日へのイメージ」


ms090312-06.jpg 3月12日(木)のモーニングセミナーは、ホテル日航高知旭ロイヤルにて朝6:00より、社団法人倫理研究所普及事業部中国四国副方面長 松本真志様に「明日へのイメージ」というテーマで講話を頂きました(参加者総数24社 27名)。

 モーニングセミナーは倫理法人会の「一番の売り」です。モーニングセミナーを皆さんで磨いていきましょう。磨くとは基本にのっとり、みんなが合わせる。声も合わせる。全てを合わせていくことです。
 「物境不離」。その場にふさわしいものを置く。飾る。整理整頓をすることが大切。会社の倉庫に在庫の山。これは不調和な状況ですね。倉庫を整理することからはじめましょう。

 また小さなことをうやむやに、ないがしろにすると大きな失敗につながります。
 割れ窓の理論:ニューヨークのジュリアーニ市長は、安全に暮らせる町を目指して、落書きを消したり、駐車違反を厳しく取り締まったり、軽犯罪の取り締まりに重点を置き、治安が良くなったといいます。
 吉岡SVの例でも、夜の不審者やコンビニにたむろする少年たちに「今晩は!」とあいさつをすることを実践しているとのことです。こうした些細な実践をすることで治安も良くなったそうです。




ms090312-02.jpg 注意、指摘することは非常に難しい。特に、経営者の皆さんや年配の方に対して、指摘してくれる人も少なくなって来たことでしょう。間違った時にその場ですかさず、攻め心のない気持ちで指摘し間違いを訂正してあげることが大切なのです。

 また、モーニングセミナー開始2分前のこの時間が大切です。スピード社会で先ばかり考えてなければならない状況の中で、「今」が抜け落ちています。自分をみつめ直す時間として、この2分という時間が大切なのです。今に心を置くことです。「常居其全」(常に其の全きに居る)今心をこの場においてください。
 今考えなければならないのは、何のための人生か。会社は何のために存在するのか。そこがぬけてしまっている。
 社会に振り回されて、パターンで生きているのではないでしょうか。思い込みや固定観念でものを見てしまう。妻の話、社員の話、何が言いたいのかを見ていますか。向き合っていますか。些細な仕草に気づくのに、自分が思い込みしていると相手から何も伝わってこないのです。心を今ここにおいてください。
 今世の中は「不景気だ」といわれますが、本当にそうなのでしょうか。みんなが「不景気だ」というからそのパターンで思っているだけかもしれませんね。朝も、不安に思って起きるのではなく、「今日は、一生に一度の今日だ」と思って起きることです。
 心は未来へも過去へもいくことができます。未来を信じ未来に心を向けていくとその通りになる。憂いにとらわれると危ない。
 自分自身の人生をどのように歩みたいのかを、自分の実践で切り開くことです。大きなことをするには、日常の小さなことを逃さないことです。明日をしっかりとイメージすることです。必ずやればできる、と締めくくっていただきました。

文責 藤田 和彦


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