モーニングセミナー

2月28日(木)宗圓寛司氏 「成功者でなくても倫理!」

2月28日(木)のモーニングセミナーは、ホテル日航高知旭ロイヤルにて朝6:00より、(株)コーケン綜合企画 代表取締役 宗圓寛司氏(高知市中央倫理法人会 普及拡大委員長)より、『成功者でなくても倫理!』をテーマに、ご自身の実体験を赤裸々に語っていただきました(出席者総数21名)。
 
 20130228a.jpgまずは、中越会長より、「倫理法人会に入会したいけど会社の許可が下りないと言う人がいました。私は、その人に月一万円の会費は自己投資と思って自分で出して勉強するべきではとお話しさせて頂きました。モーニングセミナーは自分を変える訓練の道場です。これからは朝起き一つ出来ないようでは生き残れません。」と力強く挨拶されました。

 会長挨拶の後、小笠原泰英氏(高知県倫理法人会 副事務長)の会員スピーチです。

 小笠原氏は、常に「苦難は幸福の門」を実践されているそうです。20130228b.jpg 「実りある人生にするために苦難も必要です。弱音を吐くことがあっても常に陽転思考でいれば、当たり前のことに感謝出来るようになります。そして困難が解決すると、ありがとうございますという気持ちにもなります。例えば、布団の中で寝ていることでも感謝するようになりました。寝ている人は夢を見ています。モーニングセミナーに参加している人は夢が叶います。」と大変興味深いスピーチでした。

 次に、本日の講師である宗圓氏の登場です。
「今日のスピーチの前に、モーニングセミナーに参加した5年間の記録を見返ししていました。この倫理の勉強は自分を変える勉強です。最近私は怒ったことがありません。”これでいいんだ”と気持ちを切り替えています。」

 

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宗圓氏は、昭和25年高知市池で誕生しました。
「小学校4年生のとき、姉が事故で他界しました。その時の両親の悲しみは、今、私が親となって初めて、親が子に先立たれる苦しみ・絶望感がわかってきました。」

 宗圓氏は、19歳で家出をしたそうです。
「私は両親に家出をする前に、19年間私を育ててくれたことに自信があったら私を探さないで欲しい。」と言って飛び出ました。
ご両親は、3年間宗圓氏を探さなかったそうです。

 その後、結婚し、27歳で独立しました。資本金300万円で会社を設立し、通信機関係の代理店として、営業、工事、保守をされていたそうです。
「最初は順調でしたが、会社の業績が下がり始めると、資金繰りに苦労しました。多額の負債をかかえて、逃げようか、死ぬか、債権者に謝るかのどれにしようかと腹をくくり、謝ることにしました。人間、捨てきる時は捨ててしまうと腹をくくることが出来ます。」

「多額の負債を3年間で返さなければとそればかり考えていました。借金取りも来ましたが払ったら払えなくなるので、ひたすら謝り続けました。」

20130228d.jpg 宗圓氏は、現在、不動産業を行っています。

「19歳で家出をし、55歳で高知に帰ってきました。高知では、東京の人に高知の田舎物件を売っていますが、高知と東京の人との価値観の違いがあり、東京の人はあまり安すぎるとおかしいと疑います。」

「不用品の回収の仕事もしています。日々の仕事の中で”ありがとうございます”を繰り返し言っています。自分で”これでいいんだ”と思うと何でもやれます。」

「倫理で儲かるのかとよく聞かれます。毎月一万円の会費を払っても、自分の気づきのための勉強ですので十分価値があります。小さな成功の積み重ねをすることで、一歩一歩前に進んでいきます。」

 最後に、笑いと健康のための”笑いヨガ”を教えて頂き、参加者全員で大いに笑うことが出来ました。
宗圓氏のますますのご活躍を期待しています。

20130228f.jpg  モーニングセミナーの後、会場内にて宗圓氏を囲んで朝食会を開催しました。
早朝よりご参加頂きました皆様、本当にありがとうございました。

文責 久万田 昌弘